メダカ

【初心者の方向け!】メダカの屋外飼育は最低限これだけ覚えておこう!

メダカの記事をいくらか書いていますが、初心者の方向けの記事がないことに気付きました。今更…笑

 

深い話をしようとすれば、色々難しくなってしまうので、「シンプルにメダカを飼う」をテーマにお話しようと思います。

 

また、メダカを初めて飼う方には、屋外での飼育をオススメします。

 

これは、メダカが健康に育つのに日光を充分に浴びる必要があるためです。実際、屋外では簡単だったメダカの飼育が、室内にした途端うまくいかなくなった!!って話はよく聞きます。

 

なので、今回は初心者の方が「屋外で」メダカを飼育するための方法を書いていきます。





最初に設備投資をしすぎないこと!

いきなり強い言葉のタイトルです!これは、アクアリスト初心者あるあるかと思いますので、まずはこの話から。

 

何かのきっかけで、あなたが観賞魚(メダカに限らず)を飼う決心をしたとき…ネットで色々調べると思います。

 

色々なサイトを見れば見るほど、必要そうなものがたくさん出てくると思います。

 

しかし!!!!!!!

 

ここで勢い余って大量に、この良さそうな設備を揃えようとしないでください!

 

初めて観賞魚を飼う方は、色々と不安なこともあるかと思いますが、必要不可欠な設備はそう多くはありません。

 

あると便利ですが、なくてもいいものが大半だったりします。そういうものはある程度慣れてから購入されることをおすすめします。

 

設備が複雑になればなるほど、管理の手間が増えます。その管理をサボると…せっかく買ってきた魚達を死なせてしまう原因になりかねません。

 

まずはシンプルに魚を飼うことに慣れていくのが良いかと思います。

メダカの飼育に必要なもの

シンプルにメダカを飼うために必要な物は、飼育容器、餌…以上!!!!!!!!!

 

これだけあればメダカは飼うことができます!一応、これもあったほうがいいよって物も少し紹介します。

飼育容器は何を使えばいい?

極端な話をすればメダカの飼育容器は水を溜められれば、なんでもいいです。バケツでも飼えますし、発砲スチロールでも飼えます。

 

しかし、気を付けてほしい点が1点!それは、どれだけ水が入るかです。

 

メダカの飼育には、1匹あたり1Lの水が必要とされています。10匹いれば10Lですね。

 

とりあえず飼育数に対してそれだけの容量の水が確保できればOKです!

 

追加でオススメするのであれば、同じ1Lの水が溜められる容器でも、深いものよりは、浅く広い容器の方がいいと思います。

 

メダカは餌を食べる時、水面に浮上してきて餌を食べます。そのため深い容器だと、底を泳いでるメダカたちが餌に気付きにくくなってしまうためです。

 

オススメ容器:トロ船、プラケース、発砲スチロール、睡蓮鉢、ガラス水槽

餌のオススメ

メダカの餌のおすすめはスドーから発売されている「特撰メダカの餌」シリーズです。

俺も餌は基本的にこの2種類しか使っていません。

 

正直、この2種類を持っていれば、孵化後のメダカから、産卵を迎える親メダカまで、全てのメダカを飼うことができます。

 

比較的餌の粒が小さめなので、食べそこないが少ないのが気に入っています。

 

餌の選び方は、水面に浮上している時間が長いか、餌の粒の大きさが、飼育するメダカの口のサイズに合うかどうかです。(細かくみれば、栄養成分が…とかありますが、今は気にしなくていいです笑)

水草もおすすめ(あるとなお良い)

ここからは、絶対必要ではないけど、あるといいものを紹介します。

 

まず水草はできればあった方がいいと思います。

 

水草の役割は、水質浄化と酸素の供給です。水草は飼育容器内の余分になっている栄養を吸収して、成長します。

 

余分な栄養分は、飼育水を汚す原因になりますので、これらを吸収してくれるのはありがたいです。

 

また、日中は光合成をして、水中に酸素を供給してくれます。小さなメダカと言えど、やはり酸素は重要です。

 

それを自然に補ってくれる水草は有用ですね!

 

あとは、メダカの隠れ家にもなります。メダカは臆病な性格なので、いろんな物陰に隠れたがります。

 

水草の影があると、メダカたちのストレスも少なくできますね!

 

一方注意点!!!!!!!!

 

なんか良さそうな水草にも注意点があります。水草がなんらかの原因で弱ってしまい、枯れた時、枯れた部分は水を汚す原因となるため、取り除いてください!

 

あとは、水草も呼吸をします。夜間は、酸素の供給ではなく、呼吸による酸素の消費を水草も行います。そのため、夜間のメダカの酸欠に注意する必要があるのです。

 

オススメ水草:ホテイアオイ、アナカリス、マツモ

 

ホテイアオイやアナカリス、マツモは特別な管理が必要ないので管理が楽ですよ!

カルキ抜き剤はもっておこう!

 

カルキ抜き剤は持っておいた方がいいと思います。これも必須ではありませんが、水替えの手間が違います!

 

飼育水の準備については、次の項目に記載されている通りです。

網もあった方が便利!

メダカの移動に、網は持っていると便利です。まあなくても、お椀とかで掬えばいいので、必須ではないんですがね笑

 

まあ、そんな高いものでもないので買っちゃいましょう!笑

エアレーションは必要??

エアレーション、通称「ブクブク」は屋外飼育のメダカには普通は必要ありません。

 

メダカ自体、そんなに酸素を消費する魚ではないので、過密気味に飼育しない限りは必要ないと思います。

 

それに、屋外に置いておくと、自然のエアレーションがあります。それは風です!

 

風が吹いて水面が揺れると、水中に酸素が溶け込みます。エアレーション設備が必要ないのも、屋外飼育をすすめる理由の一つですね!

砂利(これってどうなのシリーズ)

砂利は敷いたほうが、バクテリアの住処になっていいですよ!バクテリアは水質安定化のために大切ですよ!水替えはバクテリアが減少するので、たくさん水替えしない方がいいですよ!

 

…こういった記述が、他の初心者向けの記事にはよく書いてあります。

 

ですが!!!!自分はあまりオススメしません。というのも、魚を健康に育てるのは、水替えこそが正義と信じているからです笑

 

バクテリアって目に見えないですよね?「水が汚れている」「水が臭い」は自分で分かりますよね?

 

なんかいる気がするバクテリアの活躍を信じるよりも、自分で水替えをする方が水は清潔に保ててる確信が持てませんか?

 

実際、このバクテリアの分解が…を信じていた、初心者の頃の俺はたくさんの魚達を死なせてしまっていました。

 

それもそのはず!バクテリアの住処であるはずの砂利の隙間には、糞や食べ残しが溜まり、病原菌の住処となっていたのですから…。

 

余計なものを水槽に入れないことが、結果的には魚を健康に育てることになるのです。

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魚の飼育は水が命!!

メダカの飼育に一番大切なのは水です!とにもかくにも水が大切です!

 

魚たちにとっては、水が命です!魚にとっての水は私たち人間にとっての空気です。

 

空気が汚いところに住み続けていると病気になってしまいますよね?酸素が薄いところにいると、苦しくなってきますよね?

 

とはいえ、メダカの飼育には水道水があれば大丈夫です!というより水道水を使ってください。

 

ただし、水道水には病原菌除去のためのカルキが入っています。このまま使ってしまうと、メダカたちも死んでしまうので、水道水を使用するときは必ずカルキを抜いてからメダカを入れてください!

 

カルキ抜きの方法は2種類で、2~3日の汲み置き、もしくはカルキ抜き剤を使用する方法があります。

 

汲み置きの方法は、バケツなどに水を汲んで溜めておく…以上!できれば日光が当たる方が望ましいです。

 

一方、カルキ抜き剤を使用すれば、すぐに水道水を使用することができます!

 

いずれかの方法で飼育水を準備してくださいね!

飼育場所は日光が当たる場所で!! ※高温注意!

メダカは日光が大好きです!メダカたちは、光を浴びることによって栄養を作り出しているようなので、光にしっかり当ててあげることが大切です!

 

また、産卵を始めるスイッチも日照時間だったりしますので、メダカにとってそれだけ光は重要ってことですね!

 

ただし、夏場は高温に注意してください!暑い時間帯は、すだれなどで日陰を作ってあげて、水温が上がりすぎないようにしてあげてください!

 

逆に、冬場の管理ですが、水面が凍るくらいになっても大丈夫です。実際、豊根村のさむ~い冬もしっかり氷の下で乗り越えてくれました!

 

日本にもともといるメダカは、適応能力が高いですね!

餌はどれくらい与えればいい?

メダカは体が小さいので、あまりたくさんは餌を食べません。与える餌の量としては、3分で食べきるくらいを目安にしてください。

 

はじめのうちは、少しずつ与えてみて、どれだけの時間で食べきるか観察してみてください。

 

餌を与える回数は、夏場は2~3回、春秋は1~2回、冬はほとんどあげないくらいでいいと思います。いずれもメダカたちの様子を見ながら、あげてくださいね。

 

給餌の面で気を付けてほしいのは、餌のやりすぎです。小さなメダカといえど、数日餌を食べなかったくらいでは死にません。自然界で生きている場合、そんな簡単に餌が食べられる状況にいないです。それで餓死していたら、種の存続ができませんよね?

 

むしろ、餌を与えすぎて食べ残し、水が汚れる方が、メダカが死んでしまう原因になりやすいです。

 

まずは、餌は少なめに与えていくことを意識してください!

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水替えはこまめに行いましょう!

水替えの頻度については、育てている環境にもよりますが…。ほとんどしないよりは、こまめにしている方が病気が発生ににくいと自分は感じています。

 

だいたい1週間に1回か2回、1回につき1/3~1/2を交換しています。自分は餌を結構多めに与えているので、これくらいの頻度でしてます。

 

ただ、水槽の水量に対してメダカが少ない、餌の量が少ない場合は、もっと頻度を減らしてもいいと思います。

 

1週間に1回だったり、2週間に1回程度でもやりくりできると思います。最初のうちは、水の状態をしっかり見てみるのも大事だと思います。

 

ただし、冬場はこの限りではありません。冬場はメダカは活動しませんし、餌もほとんど与えませんので水がほとんど汚れません。

 

水替えは、冬眠中のメダカにショックを与えることにもなりますので、冬場は極力いじらないことを意識してください。

メダカのお迎えの時は…?

ようやくメダカを購入してきたら、そのままメダカを容器にドボン!はやめてくださいね笑

 

まずは、メダカが入った袋(容器)をこれから飼育する容器に浮かべます。これにより、メダカが入った水と飼育水の水温を合わせます。水温をしっかり合わせることがまず重要ですよ!

 

だいたい30分くらい浮かべておけばいいと思います。

 

そのあと、できれば飼育水を少しずつメダカが入った袋に入れて、徐々に慣らしていくと、より安全にメダカをお迎えできます。

まとめ

だいぶ長い記事になりましたが、今回絶対に覚えておいてほしいことは…

 

メダカにとって水は命!!!!!

 

ということです。とにもかくにも、メダカを健康に育てるには、清潔な水で育てることです。

 

砂利を入れれば、砂利の掃除も必要ですし、水草を入れれば、水草の管理も必要になります。

 

そういう管理の手間が増えれば増えるほど、掃除が億劫になってしまう原因になると自分は思っています。

 

だいたい、自分がめんどくさがりなので、めんどうなことは極力したくないのです!なら、面倒になるものを増やさないようにするべきですよね?

 

生き物を飼うことは素晴らしいことです!メダカはとってもかわいいです!でも、途中で管理がめんどうになってしまい、放置してしまう…これが一番悲しいことです。

 

なので、まずはとにかくシンプルに飼ってみて、それで物足りなければ色々追加で買ってみる方法がいいと思います!

 

なんか説教じみた感じになってしまいましたが、とりあえずメダカを飼ってみてください笑

 

ようこそ!メダカの沼へ!素敵な世界があなたを待っていますよ( `ー´)ノ

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