メダカの飼育をしている方は、一度は生餌を使うことを検討したことがあると思います。
今回は、生餌の中でもよく使われているミジンコの増やし方について解説していきます。
実は以前にミジンコの増やし方は書いているのですが、今回は別の方法になります。
今回はメダカの飼育水でできたグリーンウォーターでの培養について解説していきます。
ミジンコの餌は??
ミジンコの餌となるのは、主に水中に存在する植物プランクトンです。
これらが大量に増殖しているのが、いわゆるグリーンウォーター(青水)と言われる水です。
メダカの糞や餌の食べ残しなどが植物プランクトンの栄養となり、増殖をしていくと自然と水が緑色になっていきます。
そうした水をミジンコに与えていくことでミジンコの培養が可能となります。
ミジンコの培養方法
まずは綺麗なグリーンウォーターになっている水槽を見つけます。
色の目安は鮮やかな緑色で、緑茶のような色味が理想です。
水を掬ってみてこんな色味の水が理想です。
手順紹介のために写真を撮ったのですが、今回は大雨で色味が薄くなってしまいました…
もっと濃い方がいいと思いますが、培養はできなくありません。
色味は薄いですが、こちらの水を使いながら手順を解説していきます。
水を掬ったら、目の細かい網で漉しながらバケツに汲んでいきます。
漉す理由としては、メダカや卵の混入をさせないためです。
ここでメダカが入るとせっかく増えたミジンコが全部食べられてしまいますからね!
バケツに汲み終えるとこんな感じ。
あとはこれをミジンコ培養容器にひたすら入れていきます。
これでグリーンウォーター100%でミジンコの培養水とします。
あとは培養する容器にミジンコを入れるだけなのですが、入れる量はこのくらいでOKです
ポイントはたくさん入れすぎないことです。
ミジンコは大量に増えすぎると、耐久卵を作りいなくなっていってしまいます。
過密状態になると酸欠や栄養不足(餓死)で死んでしまうんですね…。
なので、いきなり爆殖を狙って大量にミジンコを入れすぎてしまうと、そこでみんな死んでしまう危険性があるということになります。
同様に、培養がうまくいって大量に増えていった場合は適度に間引いていく必要があります。
増えたミジンコはためらわずにどんどん餌として与えていく方が、維持しやすくなっていくと思います。
このようににミジンコの総量管理が重要になります。
まとめ
ミジンコの培養としてやることは非常に単純です!
簡単なのでぜひ挑戦してみてください。
メダカの水換えをしながらミジンコの餌を作っていけるので一石二鳥ですよ!