メダカをせっかく買ってきたのに、中々卵を産んでくれない…。
そんな時に見直すポイントについてまとめていきます。
目次
栄養が足りていない、太っていない
メダカの産卵もやはり体力が必要であり、親メダカが産卵に耐えられるような体力がないと産卵してくれません。
親メダカにしっかり卵を産んでもらうためには日頃からしっかり餌を与えるようにしましょう。
留守中に餌を与えたいのならば、大事なメダカの水槽にミジンコを入れておくといつでも餌を食べられる状況にでき、親メダカに必要な体力をつけることができます。
また、餌やりの方法に飽和給餌というものがあります。
平たく言えば、お腹いっぱい餌を与えるということです。
具体的な方法については以下の記事を参考にしてください。
水質が悪い
水質が悪いと産卵をしなくなります。
産卵するにもやはり親メダカ自身が生命の危機に瀕するような状態ではできません。
なので、親メダカの水槽の水質管理は非常に重要です。
適度に水換えをしてあげる必要がありますが、状況によっては全換水もありです。
状況を見て水換えをしてあげてください。
水温・日照時間が足りていない
これはメダカの産卵に必要な条件があります。
メダカは春から産卵をしますが、地域やその時の気候によっても産卵を中々しないこともあります。
必要な条件としては、水温20℃以上、日照時間は13時間以上必要になります。
これらを満たしていない場合はメダカは産卵しません。
なお、冬場であってもこういった環境を作ってあげればメダカを産卵させることはできます。
自然環境化では4月~9月くらいが産卵時期になります。
容器が小さい
これは意外と起きることです。
メダカは小さい容器で飼うことが多いですが、やはり水槽は広いに越したことはありません。
しかも産卵数に影響があります。
メダカを長く飼育されている方でも、容器のサイズを変えるだけで産卵が始まる、大量に卵を産むように変わるかもしれません。
騙されたと思ってやってみてください!
ちなみにオススメは2ペア~3ペアくらいを60Lくらいの大きい容器で飼育するといいです。
大きめのタライなんかはよく使われると思います!
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相性が合わない
証明のしようがないですが、メダカにも相性ってのがあります。
そのペアで中々産んでくれない…でも追加でペアを入れたら産卵した!
なんてことがあります。
そういったことも起きうるので、1ペアでの購入はあまり好きではありません。
複数ペアいてくれれば、だいたいは相性合わないということは起きないかなと思っています。
雌雄のサイズがあっていない
メダカは交尾をする時は、オスがメスの体をヒレで抱きかかえるようにします。
体のサイズが違いすぎるとこれが上手に行えないので、交尾できないか、できてもうまく受精できず無精卵になったりします。
なるべく雌雄のサイズは合わせるようにしてあげた方がいいと思います。
メダカはオスよりもメスの方が大きくなりやすいので、オスのサイズには注意をした方がいいいですね!
ストレスがかかっている
ストレスの原因は色々をありますが、水槽が狭い、過密、水が悪い、いじめなどがあります。
水槽が狭いというのは先に説明した通りです。
いじめも問題になることがあります。
基本的にはオスが縄張り争いで他のメダカを追っかけ回すことが多いと思います。
オスはオスを追い回すことが多いですが、メスに対してアタックしていく個体もいます。
こういった個体が水槽内にいると産卵行動はもちろん、食事も阻害していきます。
なので、その個体を隔離などして水槽から出してあげた方がいいと思います。
そもそも雌雄がいない
意外と盲点なのが雌雄がそもそもいないという状態…。
たくさんメダカがいるからオスメス1匹ずつはいるだろうと思っている時におきがちです。
当たり前なんですが雌雄揃っていないと産卵はできませんので、雌雄のペアができるように追加購入が必要になります。
まとめ
メダカが産卵をしない原因は色々とありますが、理由は環境次第かと思います。
ひとつずつ原因となりそうなことを取り除いていき、メダカにとって心地よい環境を提供してあげれば、次第に卵を産んでくれるようになるでしょう!
大事なことは焦らずゆっくり待つことかなと思います。
たくさん産んでもらえるようお祈りしましょう!