メダカ飼育もブームとなり、価格も非常に高価な品種も出てきています。
トップブリーダーが新しく作り出したメダカには、1ペアで100万円を超えるメダカもいました!
そのように非常に高価で人気のあるメダカがほしい方も多いですよね。
そうした中で、最近とても問題となっているのがメダカの盗難です…。
屋外でお庭やベランダで飼育することも多いメダカは、盗難が頻発しています。
ここでは、メダカの盗難被害例や対策について書いていこうと思います。
目次
メダカの盗難事例
メダカの盗難は本当に身近な所で発生しています。
ここでは私がお客様などから聞いたお話しをまとめます。
①地域情報誌で紹介されて、その後に盗難被害
地域の色々な方のハマっているものなどを紹介するコーナーで、メダカ飼育について取材をされたそうです。
その際にお家の住所なども載ってしまったそうです。(これは出版社の過失だとは思います。)
そして、その後にメダカが盗難に遭ってしまいました。
比較的高価なメダカを中心に、成魚から稚魚までいろいろ持っていかれてしまったようです。
メダカがいることを知られてしまうとこうした被害に遭う確率が上がってしまいます。
②メダカの水合わせ終了後に出かけたわずかな間に盗難被害
購入してきたメダカの水合わせがようやく終わった後に、1時間ほど外出。
その後、帰宅してみると購入したばかりのメダカがいなくなっていたそうです。
その他の高級メダカも盗まれてしまい、逆に比較的安価なメダカは残っていました。
そのことから、メダカのことをよく知っている人の犯行と思われます。
ちょっとメダカを飼いたくて…という人の犯行だけでなく、高級なメダカを狙った犯行も最近では増えています。
③外に置いてあった水槽ごとメダカを盗まれた
これはTwitter(X)で投稿された映像で見ました(;´∀`)
自転車に乗ってきたおじちゃんが、道路に面したお家の前に置いていたガラス水槽の水をある程度抜いて、その水槽ごとメダカも持って行ってしまったという事件でした。
まさか容器ごとメダカを持っていかれるとは…という事件でした。
ちなみに日中に堂々と盗難は行われています。
④水槽の近くにあった網や容器を使って掬っていく
夜にメダカの飼育をしている場所で物音がしたそうです。
その時は確認にいかなかったそうですが、朝にメダカを見に行くとメダカが減っている…。
そして、飼育場に置いていたメダカを掬うための網や容器が濡れていたそうです。
メダカを盗む時は、自分で道具を準備するとは限らず、飼育している場所にある網などを使われるパターンもあります。
メダカを盗まれないようにする対策
大切に育てているメダカを盗まれないようにするために、気を付けるポイントをここからは解説していきます。
最近メダカを盗む人は、メダカをよく知っている人がやっていることも多いです。
そうした人はメダカを飼っている場所がどんな風になっているかだいたい予想がついているわけです。
そのことを頭に入れて対策をしていきましょう。
①メダカ飼育をしていることをバレないようにする
これは一番の対策になると思います。
特にお家の前が道路に面している方などは気を付けた方がいいポイントになります。
家の前に容器が並んでいる光景を見れば、メダカ飼育をしている人から見れば、「ここはメダカを飼育しているな」と一目で分かります。
道路に面しているお家では、なるべくメダカは目立たないような場所に置く方がいいと思います。
道行く人にメダカを見てもらって楽しんでもらえたらいいな~という気持ちも分かりますが、最近は純粋にメダカを見ていく人だけでなく、盗めそうか下見をしている可能性もあると思わなくてはいけないと思います。
そんな世の中であってほしくはないですが、昨今のメダカの盗難被害の件数の多さを考えるとそうも言ってはいられないと思います。
一番の対策はメダカを飼育していると周りの人に知られないことだと思います。
②メダカを掬える道具は置いておかない
盗難事例のところでも紹介しましたが、メダカを盗んでいく人の中には、飼育場に置いている網などを使ってメダカを盗む人もいます。
なので、できればメダカを掬えるような用品類は置いておかない、または隠すなどしておくと、対策の一つになりえると思います。
③容器にメダカの品種名を書かない
メダカの容器に品種名を書いている人も多いと思います。
ですが、これもメダカを盗む人からするととてもありがたいことになります。
メダカを盗む人は、ミックスのメダカなどよりも高級なメダカを狙うことが多くなっています。
品種名が書いてあると、それで高級なメダカなのかどうか分かり狙われます。
なるべく品種名を書かず、自分だけ分かる暗号などにしておくと対策になると思います。
ちなみに当店では売り場以外の飼育場のメダカは品種名など一切書いていません。
全部記憶しています(-ω-)/
④メダカの飼育場に防犯カメラの設置
防犯カメラを設置するのも対策になると思います。
うちでも防犯カメラは設置しています。
メダカがいなくなってしまった時に、なぜいなくなったのか後から確認することができます。
メダカがいなくなるのは盗難だけでなく、動物による被害の可能性もありますからね(;’∀’)
ちなみに当店で使っている防犯カメラはコチラです!
電池で稼働するタイプの防犯カメラなので、どこでも設置可能なため、電源がとりにくい屋外でも使いやすいです!
電池のみでの使用ですと、電池の消費が激しくてすぐに電池がなくなってしまうので、ソーラーパネルも一緒に買っておくのがおすすめです!
実際にどんな映像が撮れているのかなどレビュー記事も書いていますので、詳しくはそちらを参考にしてください。
主に動物たちが映っています!
メダカを襲う天敵たち…
今回は、メダカの盗難について中心に記事にしましたが、メダカがいなくなる原因は、動物たちの可能性もあります。
↑の記事も参考にしてみてください!
メダカが大量にいなくなった時は、盗難かアライグマによる被害が多いです。
1、2匹など少ない数のメダカがいなくなった場合には、鳥の可能性があります。
また、ヤゴが水槽に入ってしまっている場合は、小さめのメダカが少しずついなくなっていきます。
メダカの死骸が残っている可能性もあります。
メダカがいなくなった時に、水槽内が荒らされている様子がある場合は動物(アライグマ)の可能性が高いです。
水草が外に出ていたり、容器の縁や底に泥がついていたりします。
逆に荒らされている状況がないのにメダカがまるっといなくなった場合は盗難の可能性もあります。
大切なメダカ達を守ろう!
大切に育ててきたメダカがいなくなってしまうと本当に落ち込みます。
私の場合は、アライグマによる獣害でしたが、それはもうしばらく落ち込みました。
大切なメダカを守るために、まずはあまり目立たないような場所に置いたり、飼育用品を片付けたり、できることから始めましょう。
そして、万が一メダカがいなくなった時に、なぜいなくなってしまったのか原因を探るためにも防犯カメラはつけておいた方がいいと思います。
原因が分からないと、その後も対策がしにくいですからね!
メダカの盗難被害も獣害も最近非常に多いので、自分のところは大丈夫と思わずにしっかりと対策をしておきましょう!