メダカを飼う方でビオトープを作られている方は多いのではないでしょうか?
僕もメダカを飼い始めた時はビオトープ作りから始めました!
でもビオトープって水草を入れたり、砂利を敷いたりすることが多いので掃除が大変…。
なのに苔がはえちゃってお掃除しなきゃ!
そんな時に頼りになるのが苔を取ってくれるお供達です!
そのお供にも得意な苔と苦手な苔がありますので、役割を意識して入れてあげましょう!
目次
ミナミヌマエビ、ヤマトヌマエビ
まずはエビさんからです!
ミナミヌマエビ、ヤマトヌマエビがメダカととっても相性がいいです!
ミナミヌマエビの方が小さく、ヤマトヌマエビの方が大きいです。
そのため、ヤマトヌマエビの方がパワフルです!
これらのエビ達は、にょろーんと伸びていくような苔をとるのが得意です!
手足を上手に動かしながらツマツマして苔をとっていきます。
まずその動きが癒やしなので、エビの動きを見ているのも楽しいです!
どちらのエビがオススメかというと…。
僕はミナミヌマエビがオススメです。
ミナミヌマエビは淡水で増えることができるので、気付いたら稚エビが生まれてた!なんてこともあり、エビを増やす楽しさもできます。
ただし、体のサイズがヤマトヌマエビと比べると小さいの苔取り能力はやや劣ります。
一方、ヤマトヌマエビはというと、淡水では増えることができません!
彼らは汽水という淡水と海水が混ざり合う所でないと繁殖できないんです!
だから、増やす楽しみも味わいたい方にはオススメできません。
しかし、彼らは体が大きいため、苔取りのパワーがすごいです!なのでとにかく苔取り能力を重視する方にオススメです。
注意点としては、成長すると意外と大きくなり、水槽内でもとても目立つ存在になりがちです。
エビさんに脇役を望むのであれば、ミナミヌマエビのように小さめのエビの方がいいかもしれませんね。
ちなみにエビがメダカを襲うかについては、好んで食べることはないと思います。
食べられる可能性があるとすれば、弱っている個体や死んでしまった個体はエビが食べてしまうことはあるなというくらいです。
積極的にメダカを食べるような食性ではないと思いますよ!
チェリーシュリンプ
チェリーシュリンプと言われるエビです。
画像の通り、様々な色のエビがおり、単に苔取りだけでなく彩りも楽しむことができるエビです。
飼い方もミナミヌマエビなどとあまり変わらず飼育はできます。
ただし、寒さには弱く屋外での越冬は難しい点が要注意です。
また、各色のチェリーシュリンプはもちろん、ミナミヌマエビなどとも交配しますので、別の種類と交配した時は微妙な色合いになってしまいがちです。
綺麗な色を保ちたいのであれば、それぞれ色で管理をすると良いと思います。
繁殖自体もミナミヌマエビなどと同様に淡水でできますので増やす楽しみもあります!
綺麗なエビをたくさん増やして楽しみたい方にもオススメです!
石巻貝
言わずとしれた苔取り生物です!
様々なアクアリウムの場で大活躍をしてくれる石巻貝です!
石巻貝のように貝類の苔取り生物が得意なのは、水槽の壁面などにできるヌルヌルしたタイプの苔です。
なので、にょろ~んタイプはエビに、ヌルヌルタイプは貝にお任せということになります。
エビはヌルヌルの苔は取れないし、貝はにょ~んと伸びた苔は取れません。
石巻貝はヤマトヌマエビと同様、汽水域での繁殖となるため、水槽内で増やすことはできません。
また苔取り能力に関しても後に紹介するヒメタニシよりも高いと感じています。
なので、苔取りのパワーをあくまでも大事にしたいんだという方にはオススメです。
ヒメタニシ
ヒメタニシもよくビオトープで活躍しています!
ヒメタニシは石巻貝と違って、淡水で増えることができます!
かわいいのが、稚貝は親の後を追うように進んでいきます。稚貝が隊を成してうねうね歩いていく姿はなんか微笑ましいです!
自分の家で繁殖して継投していきたい方はヒメタニシがオススメです。
ヒメタニシは後に紹介するラムズホーンなどと違って爆殖することもないので、管理しやすい点も良い所です!
ラムズホーン
これより前に紹介した石巻貝やヒメタニシと比べると明るい色味をしていて華やかな見た目の貝になります。
カラフルな色味は水草にも映えて綺麗にみえると思います。
ラムズホーンも繁殖することが可能です。
…しかし、導入の際に注意が必要な点がここで、爆殖します!手がつけられないほどに…!!
彼らは雌雄同体のため、2匹いれば増えることになると思います。
じゃあ1匹だけ買えばOKと思いきや…
その1匹が購入前に交尾をしていると、持ち帰った後に産卵し増えたということも起きます。
この子達が爆殖しても大丈夫だよ!という方のみの飼育をオススメします。
まとめ
エビと貝という所で飼いやすい苔取りの生物についてをまとめてみました。
繁殖をするのかパワーを求めるのか、鑑賞目的か…大事にしたいポイントが皆様で違うと思いますので、それぞれの目的にあった生体を導入してみてください!