小さな小さな生き物のメダカ。
だけど彼らは見た目に反して結構大食漢だったりします。
そんな彼らに満腹にしてあげるために自分が気を付けていることを紹介します。
目次
餌やりは体調チェックの時間である
まず具体的な方法を紹介する前に、みなさんには餌やりの時間を大切にしてほしいなと思うので、改めて餌やりについて考えてください。
ここで餌を撒いても食いつきが悪い、あるいは全く食べないようだと体調を崩している可能性があります。
餌やりはご飯をあげるための時間だけでなく、メダカ達の体調チェックの時間でもあると思ってください。
そこで体調が悪いなと感じたら、以下の記事も読んでみてください。
まずはごく少量から餌を与える
では、具体的な餌やりの方法を紹介します。
餌の量としては、1分あれば食べられるくらいの少量を与えてください。
これくらいなら余裕で食べきれるだろうというくらい少量で様子見をします。
この時点で全く食べない、または食いつきが悪い場合はメダカを横見して病気が出ていないか確認を必ずしましょう。
まとめてたくさんあげてはいけない理由としては、体調が悪くて餌を食べなかったのか、餌 の量が多すぎて食べなかったか分からなくなってしまうからです。
いくら元気でもご飯を5合も俺は食べられません笑
水槽全体に散らす
飼っているメダカの数が多い場合は、水槽全体に広がるように餌を撒きます。
これをする理由は、元気で食欲旺盛なメダカが真ん中に陣取って弱い小さなメダカが餌にありつけなくなってしまうことを防ぐためです。
また、餌を上手に取りに行けないメダカがいる場合は、少し細かめで広がりやすい餌も混ぜてみたりして、餌を食べられないメダカがいないように餌をあげることを意識してやっています。
回数を多くあげる
1日にあげる餌の回数は、自分としては理想は3回くらいかなと思っています。
だけど、この「回数を多くあげる」のは1日での回数の話ではなく、1回にあげる(例えば朝にあげる時とか)回数を多くするということです。
餌やり中に観察すると分かるんですが、メダカって結構餌の食べこぼしが多いんですよね(。-`ω-)
特に、餌の粒が大きめだった時とか、たくさんの餌が一気に口に入った時はペッと吐き出します。
また、餌をつっついた時に近くの餌が沈んでいくとか…。
メダカは水面に浮いている物を食べていくので、食べこぼしなどで沈んだ餌は基本的には食べません。
つまりそれは水を汚すっていうことです。
餌のあげすぎはもちろんそうなんですが、1回にあげる量が多すぎると上記のように食べこぼしなどで、食べられない餌が多くでがちです。
俺のこどもなら綺麗に食べなさいと怒るところです(;^ω^)
なので、同じ10という量をあげるとしても、10をまとめてど~んとあげるよりも、3、3、3、1みたいな感じで分けてあげた方が餌をしっかり食べてくれるでしょう。
あとは時間が経った餌には興味を示さなくなったりもあるので、やっぱりたくさんの量を一気にど~んはやめた方がよさそうです。
お腹がぷっくりしてくる
そんな感じでよ~く観察しながら餌を与えていくと、メダカのお腹がぷっくりしてくるようになります。
このくらい餌をあげられるとおたまじゃくしみたいになります笑
おたまじゃくし状態までできるくらい餌やりをすると、ぷりっぷりのメダカになっていきますので、その分卵の産みもよくなってきます。
栄養が体内にしっかり蓄えられるので、産卵にまわす栄養がしっかりとれる状態です。
このようにお腹いっぱいまで食べさせることを飽和給餌と言います。
まあ別に覚えなくてもいいですけどね笑
でも餌をたくさんあげることはやっぱり水質悪化につながることですので、無理せず程々に…笑
まとめ
基本的なところだけど、一番大事な餌やり。
初心者の方も上級者の方も、餌やりの重要性について改めて実感してもらえると嬉しいです。
これを機に毎朝の餌やりタイムを5分でも多くとって、メダカを愛でる時間を増やしてみてはいかがでしょうか?