旅行に行くときなど、しばらく家を空ける時にメダカの餌やりに困ったことはないでしょうか?
そんな時に自動で餌やりをやってくれる機械を探したことはないでしょうか。
旅行の時も自動で餌をやってくれるので安心!!と思いますよね!
でも個人的にはあまりオススメしていません。
どうしてか??
今回はメリットとデメリットを解説していきます!!
目次
メリット
まずは自動給餌機を使うメリットを解説します。
①決まった時間に餌を与えることができる
小さな生き物のメダカといえど、彼らも体内時計を持っています。
そのため、なるべく毎日一定のリズムで生活をさせてあげると、よりメダカにとっては生活しやすい環境と言えるでしょう。
決まった時間に餌を与えることは生活リズムが一定にできるメリットがあると言えます。
②家を空けていても餌やりができる
一番のメリットかもしれませんね!
家にいない間も餌やりができますので、旅行で家を空けていても餌やりの心配がなくなります。
また、餌やりの回数を多くすることによってメダカの成長を促進することができます。
旅行など以外の時にもメリットがあると言えます。
③餌の量が一定にできる
餌をあげる時はだいたいの量であげがちですが、自動給餌機には餌の量を調節する機能がありますので、餌の量を一定にすることができます。
今日はいつもより食べている、食べていないという比較ができる面もあります。
デメリット
逆にデメリットというと…
①メダカを観察する機会が減る=健康観察をしなくなる
一番のデメリットがこれです!
餌やりのタイミングは、メダカの健康観察をするのに一番大切な時間です。
餌を食べる食べないだけでもメダカの調子を見ることができます。
自動給餌機を常に使っていると、メダカが体調を崩しているか気付きにくくなる可能性があります。
②旅行中、餌を食べきっているか分からない
旅行でしばらく家を空ける間に、自動給餌機で餌やりをしていると、メダカが餌を食べきっていなくても、設定した時間になると餌を決まった量で追加してしまいます。
そうなると食べ残した餌はどんどん水槽を汚していってしまうので、帰ってくる頃には水槽の水がものすごく汚れているかも?
汚れがひどくなると、最悪の場合は、家に帰ってきた時にはメダカが全滅している…
なんてことも起こり得ることです。
メリットもある一方で、デメリットとして、メダカが死んでしまう可能性があるため、個人的には自動給餌機は推奨していません。
それでは、旅行中の餌やりはどうするべきか?
旅行中は餌を抜く!
解決策としては、旅行中はメダカの餌を抜いてしまった方が良いです。
間違っても、しばらく餌をあげられないから、出発前にいつもよりも多く餌を与えておこう!ということはしないで下さい。
これは、旅行から帰ってきた時にメダカが全滅していた!というよくある失敗例です。
数日であればメダカは餌を抜いてしまっても問題ありません。
夏場など水温が高くなる時期は多少痩せてしまうかもしれません。
冬場であれば、ほとんど影響はありません。
どうしても旅行中の餌が心配な場合は、生餌(ミジンコなど)を水槽に入れておくと安心だと思います。
また、メダカのおやつ的な存在として、ミジンコウキクサという水草もあります。
こういった水槽の中に入れておいても水が傷まないような餌を入れておくと、メダカがお腹すいたら食べることができる環境を作れます。
ただし、ミジンコは一つの水槽に大量に入れると、酸欠や餓死で大量死する可能性があるので注意が必要です。
死んでしまったミジンコは水を汚してしまいます。
まとめ
旅行中の自動給餌機はメリットもありますが、私はデメリットが気になるため、あまり推奨していません。
それよりは生餌をうまく活用することで、安心していただいた方がいいかなと思います。
ただ、基本的には餌を抜いてしまっていて問題はありませんので、旅行中は我慢してもらっていいと思います。
そう簡単に餓死する生き物ではありませんのでご安心ください。
旅行中は水の悪化が心配なので、旅行前に軽く水換えしておくとより良いと思いますよ!
メダカ屋えんは神奈川県横浜市保土ヶ谷区で改良メダカ専門店です。
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西谷や和田町、星川、鶴ヶ峰などが周辺の駅になります。
横浜駅からも電車で10分で公共交通機関でのアクセスも良好です。
ぜひ店舗にも遊びにきてくださいね!
生餌には食べやすいタマミジンコがおすすめです!!