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カイジの特徴
カイジとは真っ黒体色にヒレに黄色や赤の色素が入るメダカです。
ただし、ヒレに色が入るのはオスのみで、メスには基本的に色は入らず、ヒレまで真っ黒です。
ラメや体外光は入りません。特徴的な真っ黒の体は、背地反応がないので、普通のメダカと違って白や透明などの薄い色味の容器で飼育をしていても色が落ちることなく、真っ黒なメダカとして飼育をすることができます。
上見からでは特徴の黄ビレがうまく観察できないため、横見の方がよりカイジの特徴を綺麗に観察することができると思います。
作出者は?
カイジの作出者はオロチを作ったことで有名な飛鳥メダカの谷國さんです。
カイジの作出の経緯は、オロチにラメを入れようと黒ラメ幹之を掛け合わせたところ、オロチの黒が強すぎてラメ表現を覆ってしまったそうです。
そこで、ラメ表現ではなく、ヒレに色が入る特徴を持ったメダカを固定していき、カイジが生まれました。
オロチにラメを入れたブラックダイヤがありますが、あちらは星河(青ラメ幹之)を掛け合わせに使うことで、オロチにラメを入れることに成功しています。
(画像はブラックダイヤ)
カイジの値段は??
カイジは発売当初は高価でしたが、現在の価格は落ち着いていて、比較的安価に購入できる部類のメダカになっています。
当店ではカイジは現在1ペア1100円で販売をしています。(2024年3月現在)
https://medakayaen.base.shop/items/75710096
カイジはヒレに特徴があるメダカなので、光体型やヒレ長も人気があります。
そうした体型の変化が加わるともう少し値段は高くなると思います。
カイジを選ぶ上で大切なのは、体色の黒さとオスのヒレにしっかりと色が入っていることです。
当店で繁殖をさせている中に、まれにオスでもヒレが黒い個体が生まれてきていますが、そうした個体は選ばないようにします。
オスにヒレの色がなければオロチと区別がつかなくなってしまいますからね!
当店のカイジは黒さも良好で、グレーくらい薄い子はほとんど出てきていないので、とてもオススメできるカイジの仕上がりになっています。
オスとメスでヒレの色が違うため、雌雄の判別が苦手な方でも一目見ただけで判別できるので、初心者の方にもいいかもしれません。
カイジの飼い方で特別気を付けることはなく、他のメダカと同じように飼育をしていただければと思います。
まとめ
真っ黒だけど、ヒレにおしゃれポイントがあるメダカです。
ガラス水槽でも綺麗に鑑賞できるメダカなので、横見飼育も楽しいメダカです。
ぜひお迎えしてくださいね!!
https://medakayaen.base.shop/items/75710096
↑当店の販売リンクです。