メダカ

メダカのビオトープの低床に使うのにオススメの砂利は?

ビオトープ関係の解説が少ないなと思いまして、最近ビオトープ作りも始めています!

今回は、底床に敷く砂利について考えていきます。

どんなビオトープにしたいかで使い分けていくと良いと思いますよ!

赤玉土

まずは一番使われているであろう赤玉土です。

赤玉土は多孔質になっているので、濾過バクテリアが棲み着きやすい構造になっています。

そのため、水質を浄化するのに役に立ちます。

 

赤玉土は価格も安く、どこでも手に入るのでオススメです。

だいたいホームセンターの園芸コーナーで販売されています。

赤玉土を選ぶ時は、硬質や焼成といった表示があるものにします。これは赤玉土を焼き固めてますよ~って意味合いで、粒が崩れにくくなっています。

 

また、赤玉土を入れることによって、水質が酸性に傾いてしまいます。

メダカが生きていけないほどの酸性度になるわけではありませんが、注意点ではあります。

 

注意点としては、赤玉土自体は水に沈めて使用することが想定されていないので、製品によっては崩れやすいかもしれません。

そういうことが心配な方は、メダカ水槽用の赤玉土がありますので、こちらを購入してみてください!

土の粒が崩れてきたら交換の時期がきたと思ってください。

 

とにかく安く購入したい!水質浄化に期待したいという方にオススメします。

ソイル

ソイルは、栄養が含まれているものになっていますので、水草を育成したい方にうってつけになっています。

ただ、一方でその栄養が豊富な点がマイナスに働く場合があり、苔の育成もしていまうことがあります。

水草が育ちやすいですが、苔も生えやすいというデメリットがあります。

 

ソイルはソイルの栄養がなくなってしまった時や、粒が崩れてしまった時に交換が必要となります。

交換の際のお掃除が手間な点は注意点です。

 

しかし、その黒い粒は色鮮やかなメダカの色をより引き出してくれるため、明るい色味のメダカを入れたい場合にはソイルもありだと思います。

 

ソイルは水草の育成を積極的にやりたい!という方に向いている底床といえるでしょう。

大磯砂

大磯砂はアクアリウムでよく使われている砂利です。

赤玉土やソイルは水を酸性に傾ける性質がありますが、大磯砂はそういったことはありません。

水槽内のphを底床に影響されたくない方にオススメです。

 

また、赤玉土やソイルと違って崩れることがないので、ガシガシ洗ってもらって大丈夫です!

水換えの時などに底床も綺麗に洗いたい方には安心の素材ということになります。

 

暗めの色合いのため、明るい色味のメダカの色味を強調してくれるようになるので、メダカが映えると思いますよ!

化粧砂

おしゃれな色合いの砂利です。

カラフルな底床を作ることができるので、よりかわいらしく水槽を作りたい人にオススメです。

色々な色の砂利がありますので、自分の好みの色やメダカに合う色を選ぶ楽しさがあります。

 

ただし、濾過能力などはあまり期待できないので、あくまでも飾りと考えるのが良いと思います。

大磯砂と同じように崩れないため、ガシガシ洗うこともできるので、砂利のお掃除はしやすい方かと思います。

荒木田土(田んぼの土)

田んぼの土は、田園風景を再現するのができます。

また、睡蓮などを植えたい方にもいいと思います!

 

僕がひっそりと気になっているのは、ほんまもんの田んぼの土を使うことです。

田んぼの土の中には、実はミジンコなどのプランクトンの休眠卵が混ざっていることがあります。

環境が良くなったときに発生するようになっていて、いわば植物の種のような状態です。

土に水を張った時に、そういった微生物が湧いてきますので、メダカなどの生体の餌を供給することができます。

 

個人的にはこの何が生まれてくるか分からないドキドキ感が楽しそうだなと思っています。

また底を泳ぐドジョウなどと相性も良く、その点もお気に入りです。

まとめ

僕は赤玉土と荒木田土を使ってメダカのビオトープを作ってみようと思います。

赤玉の方は小さめで、田土は少し大きめで作ってみようと思います。

 

メンテナンス性や、自分がどんな生き物を飼うか、植物を植えるかなどで底床を色々考えてみてください!