11月も終わりに近付き、そろそろ冬本番になってきそうだなという感じです。
屋外飼育ならそろそろ餌切りを考える時期になってきたかなと思いながら、日々メダカを観察しています。
まだ日中は、15℃くらいまで水温が上がることもあるので暖かい時間帯はメダカも餌を食べてくれますね。
一方、室内組はというと、たしかに食いつきは落ちてきたものの、まだしっかり食べてくれるなあという感じです。
そんなわけで今回は、加温なしの冬の室内飼育について考えていこうと思うわけです。
冬の餌やりはどうするか
室内飼育でヒーターをいれない場合について書いていきます。
ヒーターを入れている状態なら夏と同じくらいパクパク食べてくれるので、暖かい時期の餌やりとそんな感覚は違わないでしょう。
屋外飼育なら地域にもよりますが、水温が10℃をきってくる12月くらいには餌を切っていいでしょう。
では室内飼育はというと、冬でもメダカの様子や水温を見ながら餌を与えるべきだと思います。
と思う理由がこれ!
室内だと11月後半といえど意外と水温があります。ちょっと暖房付けているのもあるとは思います。
暖房切った朝とかは、14℃くらいだったかと思います。
このくらいの水温があると、冬でもメダカ達は冬眠をしません。
そのため屋外飼育のように餌を完全にきってしまうと、春を迎えるまでに痩せていってしまうでしょう。
なので、メダカ達の様子を見ながらごく少量ずつ餌を与えるのが良いと思います。
ものすごく食いつきが良くあっという間に食べきってしまうようならもう少し追加であげるなど、適宜餌の量は調節をしてあげましょう。
大事なポイント
「メダカの様子を見ながら」というのは、室内の環境は各家庭で大きく違うからこういう表現をしています。
もちろんいつでもメダカの様子を見ながら餌をやってほしいのですが…笑
いつも暖房が入って暖かい部屋、人がいる時間が短いので暖房がほとんど入らない部屋、とっても良く冷える部屋、断熱がしっかりしていて全然冷えない部屋…。
一口に室内といっても環境が色々あると思います。
ずっと暖かい家なら朝から何回か餌をあげてもいいかもしれませんし、ずっと寒い家ならも餌をほとんどあげない方がいいかもしれません。
人がいる時だけ暖房で暖かい家なら、室温が充分に温まってから餌をあげるのがいいかもしれません。
想像するだけで色々な条件がありそうです。
室内なら基本的には餌をあげるのがいいと思いますが、飼育環境次第では餌きりの可能性もあると思います。
参考にすべきはやっぱり水温です。
どのくらいの水温になっているかは、餌やりの参考になりますので、ぜひ水温計は入れておきましょう。
NVボックスやトロファストなどで飼育されている方は、上から確認できる浮かべる水温計がオススメです。
一方、ガラスやアクリル水槽などで飼育されている場合は水槽壁面に付けられる水温計をオススメします。
この水温でこの匹数ならこれくらい餌を食べるなと感覚的に分かるようになると、餌を与える量に悩むことが少なくなります。
水温を参考にしなばら餌を与えていきましょう。
まとめ
室内飼育といっても環境は千差万別です。
それぞれのご家庭にあった餌の量で、冬を無事に乗り越えてほしいと思います。
ただ、やっぱり水温が低めにはなるので、そこまでたくさんメダカは餌を食べないということを念頭に置きながら、餌のやり過ぎには注意しましょう。
餌のやり過ぎが死因NO.1だと思います。餌やりは痩せない程度にほどほどに…(。-`ω-)