メダカ

メダカの冬眠はいつから?水換えや餌、落ち葉など管理のコツについて

最近めっきり寒い日が続いてきて、メダカシーズンも終わりだなって感じます。

そこでそろそろ考える人が多いと思うのが冬の管理(冬眠)についてです。

メダカの冬眠について色々なポイントを解説していきます!

メダカの冬眠はいつから?

地域にもよりますが、メダカの冬眠は早ければ11月くらいから始まります。

10℃を下回る日が多くなってくると段々活性が落ちていき、次第に底の方でじっと動かなくなってくると思います。

この水温になったら冬眠だ~って明確な指標はないのですが、日々観察していてあまり動かなくなってきたなと思えば、冬眠モードになったんだと考えていいと思います。

メダカの冬眠で大事なポイント

メダカは変温動物であり、水温=体温って感じなので、水温が下がると活性が下がっていき、冬場はほとんど動かなくなっていきます。

そこで冬の間の管理として大事なポイントとしては、メダカをいじらないということです笑

 

管理と言いながら、メダカを触るなというのは何事かと思います(;^ω^)

でも冬はホントほとんど何もしないくらいがいいです!

ちょっと寂しいですが、メダカをそっとしておいてあげましょう。

まあ、その上での管理について解説しますね!

水換えについて

冬の間水換えは基本的に必要ありません。

というかこれもメダカを触らない精神で、水質等いじらない方が良い場合がほとんどです。

冬季は飼育水の痛みもゆるやかになります。

酸欠だけじゃない!メダカ飼育でグリーンウォーターを使う危険なデメリット!グリーンウォーターのメリットについては、前回書いた通りです。 https://yamano-sakanakai.com/?p=17...

上の記事で書いたように、水温が低いとアンモニア濃度も低くなっていきます。

そのため夏場と比べてアンモニア中毒のリスクが低くはなっています。

 

それよりも水換えをしてメダカにストレスを与える方が問題になる可能性の方が高いので、基本的には水換えはしない方が良いと言えます。

まあ、「基本的には」なので、水質があまりにも悪化してメダカが調子を崩すなら水換えも必要になるかもしれません。

 

冬場といえど、水槽の水は減っていきますので、足し水程度は必要になります。

少なくなった分くらいを適宜足し水で補ってあげるくらいの管理でいいでしょう。

餌について

餌についてはこれまた基本的にはほとんどあげないです。

というか餌を撒いても水温が低いと餌を食べないことがほとんどです。

そのため、餌を撒く行為は、メダカに餌を食べさせる行為ではなく、水を汚す行為に他ならないということになります、悲しい( ;∀;)

寂しいですが、餌やりは我慢しましょう。

 

ただ、冬にも暖かい日はありますよね?日中に水温が10℃以上を超えるような日であれば、メダカも餌を食べるかもしれません。

そんな時は、様子見をしながら少しずつ餌をあげてみるのもいいです。

ただ、餌は冬場はあげないってのが基本であることは念頭におきましょう。

 

冬に無理に餌をあげるよりも、秋のうちにしっかり餌を与えて、太った健康的な状態にメダカを維持しておく方が大事だったりします。

落ち葉について

冬眠用の水槽に落ち葉を入れる人がいます。よく使われるのは柿の葉ですね。

柿の葉は他の葉と比べて分解されにくいからと思います。

 

落ち葉を入れる理由として言われているのは、冬場のメダカの隠れ家になることや微生物を沸かせるためとも言われています。

 

が、俺は落ち葉は特に必要ないかなと思っています。

隠れ家がないベアタンクでも越冬はできるし、微生物がわくより、落ち葉が腐って水が痛む可能性の方が怖いと思うからです。

つまり、お好みでどうぞってくらいで、これは飼育方針の違いかなと思います。

エアレーションについて

エアレーションは、切ってしまった方がいいと思います。

ただでさえ越冬は寒さに耐えるエネルギーを使うのに、エアレーションで水流ができてしまって、泳ぐ必要があると、余計にエネルギーを使う必要が出てきてしまいます。

また、水温が低くなると溶存酸素量が増えますし、夏場みたいにメダカが泳ぎまわることもなく、酸素消費量も少ないです。

つまり、エアレーションの必要性がさらに薄くなっている状態です。

 

メダカがゆったり泳がず過ごせるようにエアレーションは切っておきましょう。

死んでいる個体はすぐに取り除く

冬になるとメダカの活性が落ちて、鑑賞する機会も減ってしまいがちです。

そこで気を付けたいのが、知らないうちに死んでしまっているメダカがいないか確認することです。

冬は水換えをほぼしないため、死骸があると水をどんどん汚していきます。

そして、水が劣化しているのに気付かず、他のメダカも☆に…。

なんてことにならないように、しっかり見守ってあげましょう!

ヤゴなどの水生生物に注意!

これも水換えをしない弊害なのですが、水槽にヤゴなどの水生生物が紛れていると、冬の間にメダカがいなくなっている…なんて事態になりかねません。

ヤゴも冬は活性は落ちますが、全く食べない訳ではないので注意が必要です。

冬が始まる前に、水槽にヤゴなどの天敵がいないか確認しておきましょう!

まとめ

メダカの冬眠の時の管理については、基本的には触らないことです!

そして水を汚さないようにすることが大事なポイントです!

水を汚すのは、餌やりと死骸です。

 

冬であまりメダカが動かないのですが、観察をしっかり続けてあげて、気付いたらいなくなっていた!なんて悲しい事態にならないようにしましょう!