すっかり寒くなってきて、そろそろ冬越しについて考えていく時期になってきましたね。
前回は、秋の餌やりについての記事を書きましたが、今回は容器について書いていきます。
メダカの飼育容器としてよく使われている物をまとめた記事もありますので、そちらも参考にしながら見てもらえると分かりやすいかもしれません。
では、冬越しと容器について考えていきます!
水温変化や凍らないよう注意!
冬のメダカ飼育で大切なのは、メダカに余計な体力を使わせず春までの体力を残してあげることです。
そこで考えておきたいのが、冬場の水温変化を緩やかにしてあげることや、水が凍らないようにしてあげることです。
それらの対策として、容器の大きさについて改めて考えてあげましょう。
大きい容器(水量が多い)であれば、水温の変化が緩やかになります。
また、深い容器にしてあげることで、氷対策にもなります。
地域にもよりますが、寒い時期は水面に氷が張ることがあると思います。
水が完全に凍り、メダカ達まで凍ってしまわなければ大丈夫ではありますが、NVボックスのような浅い容器を使用していると、完全に凍りつく場合もあるかもしれません。
底が深く、水量の多い容器にしてあげるとメダカも安心して冬を越せると思います。
オススメ容器
冬越しで大切なのは水温変化を少なくしてあげられる容器で飼育することです。
ですので、不安な方はできるだけ大き目の容器に変更することがいいと思います。
では、水温変化を減らしてくれるオススメの容器はどんなものでしょうか。
①発砲スチロール
発砲スチロールは保温性が高いです。
そのため、普通のプラスチック製の容器と比べると水温変化が少なくなります。
また安価に手に入りやすい点もメダカ飼育で多く使われる要因でもあります。
しかし、発砲スチロールを飼育容器として使用する際に注意してほしい点があります。
それは、発砲スチロールの大きさです。
いくら保温性のある発砲スチロールでも小さいサイズだと水温変化が起きやすくなります。
あくまで水量はできるだけ多くして、その上で水量変化を緩やかにするのが大切です。
発砲も可能な限り大き目サイズを用意してあげましょう。
②トロファスト
こちらは水量少な目ですが、NVボックスを現在使用されている方向けのオススメということで!
NVボックスは丈夫で使いやすいのですが、浅いのが…。
同じくらいの大きさでNV13よりも水量は入るトロファストにするのがオススメです。
少しでも深い容器にするっていう意味で、トロファストに変更してみてはどうでしょうか?
ある程度の深さがあるので、冬だけでなく、夏場にもオススメの容器であるのでこれを機に変更するのもアリだと思います。
③鈴木製作所 角型タライ
32ℓ入るこの角型タライもオススメです!
トロファストよりも10ℓ以上多く入ります。
その分場所もとるので、スペースに余裕がある方向けではあります。
しかし、作りはしっかりしており、丈夫であるので容器としては素晴らしいと思います。
④番外編…バケツで越冬可能か?
結論から言えば可能ではあります。
が、オススメはしません。
何度も言いますが、水量多くして水温変化をなるべく小さくしてあげられるのが良い容器です。
地域にもよりますが、バケツで越冬も可能ではあるでしょうが、バケツは多くは10ℓくらいしか入らないので、水量は少な目です。
安全にいくならもっと大き目の容器を用意してあげましょう。
まとめ
冬を安全に越していくには、水量を多くして水温変化を小さくしてあげることが重要です。
大き目容器でゆったり飼ってあげるのが、冬越しを成功させるポイントですね!
間違っても小さい容器で飼い続けて、メダカを氷漬けにしてしまった…なんてことがないようにしましょう( ;∀;)