メダカは健康状態、栄養状態が良いと毎日たくさんの卵を産んでくれます。
そんなメダカの卵を毎日取るなんて大変…!
ということで、もう採卵なんて止めました!笑
なんというタイトル詐欺!
でも採卵をやめたのには理由があって、それも含めてお話していこうと思います。
目次
採卵方法
メダカの卵は結構丈夫で、手で軽くつまんだくらいでは潰れません。
よくたこ足状にした産卵床やホテイ草が使われていますが、これらから手で一個一個卵を取っていく方法をとっている方もいると思います。
付着糸も取り外して一個一個バラバラにしたりもします。
そして、採卵した卵を水カビにならないようにメチレンブルーで消毒する。
採卵時に、白くなっている卵はつまむと潰れるので取り除く。メチレンブルーで色が染まった卵も無精卵なので取り除く…。
もしくは産卵床を別の容器に移動させる。
こういった方法が多くの方がやっている採卵方法ではないでしょうか。
かくいう自分もこういう風に採卵を行っていました。
しかし、それも今は過去!現在は「採卵」はしていません。
ではどうしているのか?それは親抜きです(。-`ω-)
親抜きして孵化させる
卵を採って移動ではなく、親の水槽を変えていく方法です。
産卵床も現在は不織布を割いて丸めて浮かせているだけです。容器はトロファストを使用。
簡単に言えば、1週間くらい卵をつけた親メダカを泳がせたら、綺麗な水を張っている次の容器に親を移動させていくだけです。
トロファストが並んでます笑
ちなみに親は2ペアなんですが、1週間くらいでどれだけ卵が産卵床についているかというと…。
発眼卵まみれです笑
ちなみに、これは産卵床についている分だけで、実際は底にもかなり卵が落ちています。
親抜きをすることによって産卵床に産み付けられずに底に落としている卵も孵すことができるので、よりたくさんの卵を孵せます。
採卵をする方法だとこの底の卵や産まれた針子は親メダカに食べられてしまいます。
親抜きの方法だと、採卵の手間なく、孵化数も多くとれるので効率的に孵化できます。
また、親が常に綺麗な水の水槽に移動していくので、一番大切な親が病気のリスクから一番遠い環境に居続けることができます。
親抜き後にタマミジンコを入れる
親抜きした水槽にタマミジンコを5匹~10匹ぐらい入れておいています。
大きいタマミジンコは、針子は食べられないですが、小さなあかちゃんミジンコは針子も食べることができます。
針子が発生する間にタマミジンコに増えてもらう作戦です!
大きくなったタマミジンコは針子には食べられないのでどんどん増えてもらって、無限餌発生装置と化していただきます(表現がよろしくない?笑)
こうすることで針子が生まれた瞬間から餌を供給し続ける状態をキープしています。
針子の時期の餓死対策になっていますね。
もちろん餌はミジンコに頼るだけでなく、粉餌もあわせて少しずつあげています。
でもやっぱりミジンコパワーは偉大で、針子~若魚くらいまでの成長スピードが良いように感じます。
まとめ
というわけで採卵はやめてしまいました!笑
俺のメダカ飼育は手間はかけずに愛情かけるがモットー!٩( ”ω” )و
まあ、そこまで手間かけてあげなくても元気な親からは元気な子が生まれてくるはず!
全部孵ってもトロファスト狭すぎるので逆に困るんですが笑
なるべく手間をかけないのは、より自然に近い状態でメダカを管理したいからです。
だって、自然界にメチレンみたいな薬なんてありませんしね笑
それでもちゃんとメダカの卵は孵るんですから余計なことはしない!
なんかそれが自分はそれがいい管理方法だと思っています。
みなさんはどんな管理方法がお好みでしょうか??