メダカ

メダカの卵を見つけたら孵化するまでの間は水道水で水換えしてアグテンで消毒!

今回は、メダカの卵を見つけたけど、管理はどうすればいいのか?水換えはした方がいいのか?など、主に卵の管理について書いていきます。

割と初級編な内容になりますので、上級者の方は生暖かく見守ってください。

卵発見後はまず隔離!

メダカの卵を発見したらまずは隔離しましょう!

メダカの親は口に入るものはとりあえず口に入れて(´~`)モグモグしちゃいます。

それは自分で産んだはずの卵も例外ではないです。

 

隔離の方法はいたって簡単で、産卵床ごと移動させるか、卵を指でつまんで外すかです。

卵は案外指でつまんでも簡単には潰れません。逆にそれで潰れてしまう卵は死卵であり、取り除いてしまいましょう。

 

卵の移送先には、自分はタッパーを使っています。4ℓ~5ℓくらい入るのが100均で売っているので、それを使用しています。

個人的にお気に入りはダイソーで、色々種類があります。

ただ、タッパーだと場所を非常にとるのが問題です。

そこで、上のようなネットを使用すると、親メダカと同じ水槽の中で隔離しながら孵化、飼育ができます。場所も節約できるのはメリットです。

メダカの卵が孵るまで何日くらい?

メダカの卵は積算温度250℃で孵化と言われています。

積算温度とは、水温×日数で計算できます。

例を出すと、水温25℃である場合は、約10日で孵化するということになります。

ちなみに、ダルマメダカは30℃くらいの高水温になった場合に生まれやすいと言われています。

ダルマを狙いたい人は、水温調整をしてみてもいいかもしれません。

 

水槽の水温は親メダカの管理含め大切なので、ぜひ水温計は準備しましょう。

毎回計測するのが面倒なズボラな俺は、これを浮かべて水温を見ています。

まあだいたい分かればいいのよ!(*´ω`*)

タッパーの水は水道水とアグテンで殺菌!

メダカの卵をタッパーなどに隔離する場合に使用する水は水道水でOKです!

普通は、魚たちはカルキが入った水では生きていけませんが、卵の状態なら大丈夫です。

というよりむしろカルキ抜かない方がいいです。

カルキは水道水の殺菌用に入っているわけですから、その方が都合が良いです。

 

卵はうまく孵化できない理由は、卵の表面に水カビが付着してしまうからです。

だから孵化直前までは、しっかり殺菌された水で管理する方がいいのです。

ちなみに水道水だけじゃなくさらにアグテンなどを入れるとさらに殺菌効果が高まるので孵化率を上げることができます。

タッパーに水を張ったら数滴垂らして、うっすら青くなるくらい入れるだけでOKです。

アグテンも入れて水が青くなってしばらくすると、もしかしたら青く染まる卵もあるかもしれません。

そういった卵は残念ながら死卵ですので、しっかり取り除いてあげてください。

なんとか孵ってくれ~と思ってそのまま残していると他の卵にも水カビが移ってしまい、余計に悲しい結果になります。

死卵を取り除く時にはこのスポイトを使っています。俺はロングタイプが使いやすくてオススメしています。

白い卵、青く染まった卵はしっかり綺麗に取り除きましょう!

卵は水換えが必要か?

卵の状態だと糞もしないし、エサもやらないので水は汚れないのでは?と思うかもしれません。

しかし、水ってぱっと見だと分かりませんが、何もしなくても徐々に痛んでいっています。

なので、卵の管理をする際も水換えをした方が孵化率も上がります。

卵の管理で大切なのは、とにかく卵に菌を付着させないことです!

 

卵の水換えの際も、成魚と同様に水温を合わせてあげるといいです。

卵が入ったタッパーと空のタッパーと、2つのタッパーで交互に使用していくといい感じです!

空のタッパーに水を張って水温を合わせておいて、卵を移動します。

卵の移動は、丁寧にやるなら上で紹介したスポイトで移すとやりやすいです。

大雑把な俺は、卵が流れないように上手にタッパーを傾けて古い水を捨てて、残ったわずかな水と卵を綺麗な水の方に移します。

水ごと卵を流さない自信があればやってください、オススメはしません(;^ω^)

 

さらにできるなら、エアレーションもできるとなお良いです。

酸素の補給がメインではなく、水を動かすことが目的です。

水は動きがない溜まった水よりも、動きがある水の方が痛みにくいからです。

エアレーションはポツポツと水泡が上がるくらいでよく、水面がちょっと動かせればいいですよ!

こういったコックがあれば、複数のタッパーへエアレーションができますし、エアー量も調整できます。

個人的にオススメのエアーポンプは水心SSPP-7Sです。

こいつは超静かで、エアーポンプのブオー…って音が気になりません。

吐出エアー量が少ないので、こちらはたくさんは分岐できないです。

たくさんタッパーがある人は大きなこちらです。7Sはエアー量の調整はできませんが、こちらは調整可能です。
ただし、これは…音が気になります。そこは注意ですね。

さらにこれはプロ仕様でしょう。相当な飼育量の方はこれでもアリです。

これなら卵だけじゃなく、成魚もたくさんエアレーションできます。

エアーチューブはなんでもいいですが、長めに買っておくと色々調整がつけやすいのでオススメします。

孵化が近くなってきたら

孵化が間近になると、目ができ体ができあがっているのが肉眼でも確認できます。

その頃になったら、卵入りの水はカルキ抜きをした水にし、さらにアグテンでの消毒もやめましょう。

 

エアレーションをしている場合は、そのままでいいですが生まれてきた針子が流れていかないか注意してくださいね。

強いエアレーションをしてしまうと針子の体力を奪うことになります。

あくまで水の痛みを防ぐ程度のものとしましょう。

まとめ

今回は、卵の管理に絞って話をしてみました。

卵の管理のキーワードは、「清潔な水で管理して、卵に菌を寄せ付けない」です。

 

無事に卵から孵すことができた時の嬉しさは格別です。

しっかり手間を惜しまず水を管理してあげて、元気なメダカたちに出会いましょう!

ブリーダーさん達の飼育環境などが見れる良本です。

他の方の飼育方法が見て、マネできそうなことはマネしていくのもいいでしょう!

あなたの街の近くのメダカ屋さんが見つかるかも!?ぜひ読んでみてください!