メダカの飼育容器の色を何色にするか悩んでいませんか!?
途中まで白で育ててから、ある程度の大きさになったら黒容器に変えるんだ!
いやいや、グレーの容器で白と黒の間をとるのがいいんだ!
色々な情報がありすぎて、悩んでしまいますよね(´・ω・`)
今回は飼育容器の色のおすすめについてお話をしていきます!
目次
ぶっちゃけ黒があれば十分!
結論!黒容器でOK!です
終了~!笑
いやもう、悩んだら黒容器で飼育するのが一番間違いないですから!
うちは店頭に並んでいる子はみんな黒容器です!
うちではIKEAのトロファストを主に使用しています。
なんで黒容器がいいかと言うと、メダカは背地反応と言って周囲の色に合わせて自分の色を濃くしたり、薄くしたりします。
これによってなるべく目立たないようにしているわけですね~!
黒容器であれば、黒や黄色(赤)の色味は濃くなり、白容器であれば黒や黄色(赤)の色味は薄くなります。
つまり、メダカの発色を綺麗にするのであれば、一番色の中で濃い色である黒が適しているということになります。
では、なぜ白容器やグレー容器がいいと言われるかというと…
明るい色を使うことによってラメや体外光(背中の光)がより出やすくなるからと言われています。
でも僕はこれにはあまり賛同していません。
白やグレーでラメや体外光が出ても、黒容器にした時に消えてしまうものがあるからです。
でも黒容器にしないと体色の黒や赤が綺麗に出現しないので、メダカ自体の発色がイマイチになりますよね。
つまり、黒容器で鑑賞するのが一番綺麗に見える状態なのに、黒容器で消えてしまうようなラメや体外光はないも同然だと思うからです。
だったら最初から黒容器で飼育して、黒容器で綺麗に見える子を育てて累代していく方が将来綺麗になる可能性が高いと思います。
でもこの話にも例外があって…
白容器の方が綺麗にみえる品種もある
うちでも飼育・販売をしている「深海」なんかは特徴的です。
(画像が当店の販売サイトへのリンクになっています)
白容器と黒容器でいれた場合の変化です。同じ品種ですが見え方が全然変わります。
白容器だとお腹の周りが青っぽく綺麗に見えるのに対して、黒容器だと全体がぼんやり青い見た目になります。
見え方の好みはあると思いますが、白容器で飼う方が深海の良さがよく出ていると思います。
こういった品種のように白容器の方が綺麗に見える品種もあります。
その他には、オロチ系の黒いメダカも白容器で飼っても良いと思います。
(画像が当店の販売サイトへのリンクになっています)
画像はブラックダイヤという品種です。
オロチと星河という品種が掛け合わされてできている品種です。
オロチ系の特徴としては、先に説明した背地反応がないということにあります。
つまり、周囲が白くなろうが黒い体色を保つことができます。
黒い容器で黒いメダカを飼うと見えなくなっちゃいますからね笑
例外的にオロチ系の黒いメダカには白容器もアリです!
ただし、普通の黒メダカなどの黒いメダカは背地反応があるので白い容器だと色が薄くなりますのでご注意を!
黒っぽくなったメダカの色を飛ばす白の使い方
裏技的な話ですが、飼育を続けていると黒色素胞が強く出過ぎてラメが綺麗に出ない子も中にはいます。
正確にはラメはあるけど、体色の黒さに負けてラメがよく見えないという状態でしょうか?
老化をしてくると黒くなっていきラメがあんまり綺麗に見えなくなることがあります。
若い頃はあんなに綺麗だったのに…(T_T)
こういった個体のラメを楽しむために白など明るい容器で飼育することもありかもしれません。
たしかに赤い色味などは飛んでしまうのですが、ラメを楽しみたいという方はこういう風に容器を使ってみてもいいと思います。
黒容器でそのまま飼育してもラメが綺麗に見えることはなくなってしまった状態ですからね。
まとめ
基本的には黒を使っていれば問題はないかと思います。
しかし、例外的に白や明るい色味の方が綺麗に見える品種もあることがあります。
また、黒ずんできた子のラメをまた楽しむために、あえて明るい容器を使うという裏技もあります。
まとめると、基本は黒。でも状況によっては白を使って綺麗にメダカを飼うのはアリということです。
そのメダカのどういう所を綺麗に引き立てたいか…それによって飼育容器を変えてみるのもいいかもしれませんね!