自分で繁殖が手軽に楽しめるのがメダカの良さですよね。
でも中々うちの子は産卵してくれない、産卵しても卵が少ないといった時に考えてみるのが飽和給餌ができているのかです。
飽和給餌(ほうわきゅうじ)とは、簡単にいえばお腹いっぱいご飯を食べさせてるということです。
産卵行動にはやはり非常にエネルギーが必要となりますので、ガリガリ、フラフラな状態では卵を産んでいる場合ではない生命の危機ですからね( ;∀;)
そこで、しっかり餌を与えてあげて産卵に必要な体力、栄養をつけてあげようってことです。
飽和給餌のやり方
やり方といってもそんなに難しいことはしません。
飽和給餌をやるにあたって、まず前提として、メダカが元気な状態であることを確認してくださいね。
調子を崩しているメダカだと餌をしっかり食べてくれなくて、食べ残しが出る可能性があるので注意です。
また、餌は栄養価の高い餌を使いましょう!
やり方は、メダカの様子を見ながらすこ~しずつ餌を撒いていく感じで、お腹がぷっくりしてくるまで餌を与えるだけです。
普段は、1分くらいで食べきる量で餌を与えていきますが、30秒くらいで食べきるだろう量を複数回与えていきます。
餌を与える時は、メダカの食べっぷりをよ~く観察してくださいね。
バクバク一気に食べていくような状態であれば、問題なく飽和給餌できると思います。
飽和給餌できるとこんな感じのお腹の膨れ具合になります。
この子たちは親メダカではないのですが、どれだけ早く大きくできるかの挑戦のためにめっちゃ餌を食べさせられて、完全にメタボです笑
普通のメダカと比べてお腹まわりが丸い感じがあるのが分かるでしょうか?
そんな感じで餌を親メダカに与えていくと、卵をぷりぷりとたくさん産んでくれるようになると思います。
飽和給餌の注意点
今度は飽和給餌の注意点です。
これは単純に水質悪化が早くなることと、餌をあげすぎても意味がないということです。
水質悪化については想像つくと思います。
普通よりも餌を多めに与えることになりますので、当然水の汚れが早くなります。
そのため、水換えはしっかり行い、卵たくさんとるぞ~!っと思ってうっかり親メダカを☆にしてしまわないようにしましょう。
また、メダカは食いだめができない生き物です。
餌を与えれば与えるほど元気なメダカはどんどん餌を食べていきます。
…が!!!!
たくさん食べていっても、お腹に入る限界値を超えた分は消化されず押し出されていってしまいます。
ちょうどところてんを押し出すような感じで、お腹に入らん分は無駄になってしまいますので、お腹が膨らんできたら餌を与えるのはやめましょう。
まとめ
産卵数アップに覚えておきたい飽和給餌!
産卵に物足りなさを感じる時は、飽和給餌に挑戦してみてください。
ただし、水質悪化にご注意を!
みなさんのメダカがたくさん卵を産んでくれますように٩( ”ω” )و