天気が悪い時期は魚たちが病気になりやすい時期でもあります。
そのため、日頃から病気に注意しておいてほしいと思います。
一番異常に気付きやすい時は餌やりの時間です。
餌をいつものように元気に食べない、全く食べない時は異常が起きている場合が多いです。
異常を感じたら即対処が鉄則です!
メダカは上見で鑑賞することが多く、病気の症状が進行してくると上見でも分かるようになりますが、それ以外は発見が遅れがちです。
メダカに異常を感じたり、水換えの時などは横見をしてチェックをしてあげることを徹底してあげれば、病気の早期発見が可能となります。
プラケースなどでもいいので、横見用ケースを持っておくと便利です!
前置きが長くなりましたが、今回は病気の治療について書いていこうと思います。
目次
よくある病気
メダカを飼っていて比較的見る機会が多い病気として、ヒレが白く溶けたようになる尾腐れ病、体表に赤く怪我をしたように斑点が出る赤斑病、白い綿が引っ付いたようになる綿かむり病(水カビ病)があります。
これらの病気は水槽中に蔓延している場合があり、症状が出ている個体だけでなく水槽内の全ての個体を薬浴してあげなくてはいけません。
症状が出た個体だけの隔離だと、症状が出ているのに見落とした個体がいるとその個体から他の魚に感染させていってしまうからです。
治療薬
ではそれらの病気の治療薬を紹介します。
まず使いやすいのは液体タイプの観パラDやグリーンFゴールドリキッドです。
違いは、観パラDは10ℓに対して1㎖、グリーンFゴールドリキッドは1ℓに対して1㎖と濃度が違います。
そのため観パラDの方がコスパはいいですし、水量が多い場合はこっちがオススメです。
一方、グリーンFゴールドリキッドは薄いのが利点で、少ない水量で薬浴するのに向いています。
また、グリーンFゴールド顆粒は32~40ℓに対して1gを入れます。
こちらも大容量の水槽で水槽ごと消毒するのに向いています。
水槽や網などは日光で消毒する
病気が発生した水槽や病気の魚を掬った網などは水道水でしっかり洗った後に、日光に当てて消毒しておくと確実です。
また、病気があった水槽の水などは他の魚がいる水槽に入らないよう注意して扱います。
これらに気を付けるのは、感染力の強い病気を水滴や網を通じて他の水槽にうつさないためです。
なので予備の水槽や網なども準備しておくと、何かあった時に便利です!
まとめ
今回は病気について書きました。
しかし何より大事なのはやっぱりメダカを病気にさせないことです。
普段から水を痛ませないこと、よくメダカを観察することを癖にしておけば悲しい事態にならずに済みます。
病気にならない管理をしていきましょう!