せっかくメダカの稚魚(針子)が生まれたのに、気付いたらいなくなっていた…。
そんな経験ないでしょうか?
メダカの稚魚の成育は、メダカの飼育でも難しいなと思われる方が多い部分だと思います。
今回は、メダカの稚魚の生存率アップのための方法について書いていきます。
目次
メダカの稚魚にはヒレがまだできていない!?
実はメダカの稚魚が生まれたばかりの頃は、ヒレがまだ完成しておらず上手に泳いでいくことができません。
生まれてすぐは、ヒレ軟条のない胸ビレがあるだけで、尾、尻、背、腹は膜上のヒレしかありません。
つまり、稚魚の時に気を付ける点として「上手に泳げない」ということがあります。
稚魚を餓死させない!
では餌はどうするべきか?
結論から言うと、粉餌と生餌の二刀流がオススメです。
先に書いている通り、生まれたばかりの稚魚はまだ上手に泳ぐことができません。
そのため餌を撒いてあげても、大人のメダカのように「餌が来た~!」と急いで集まるというようなことを稚魚メダカ達はしてくれません。
ただ目の前に食べれそうな餌があればつついてみる。そんな感じです。
つまり、餌をせっかく撒いてあげていても稚魚が食べれる状況にないということもありえます。
そこで試してもらいたいのが生餌です!生餌のオススメは、ゾウリムシやタマミジンコです。
ゾウリムシは、稚魚が食べるのに最適なサイズです!
培養も簡単にできます!培養方法は以下の記事を参考にしてください。
タマミジンコは、大きく育ったミジンコは食べられませんが、生まれたばかりのミジンコは稚魚でも食べることができます。
タマミジンコは、稚魚水槽に入れておくと結構増えたりもするので、ゾウリムシの培養が面倒な人にもオススメです。
稚魚水槽に大きなミジンコを5~10匹程度入れておくと徐々に増えていきます。
生餌達は水槽内を泳いでいってくれるので、稚魚たちのもとへ自ら辿り着いてくれます笑
稚魚が泳げないなら餌に泳いでもらえってことですね( *´艸`)
粉餌は水中に入れた瞬間は水面に広がりますが、その後は動きませんからね。
こんな感じで、粉餌+生餌のダブル給餌で、稚魚が餌にありつける可能性を高めてあげるのが一番の生存率アップの方法かと思います。
エアレーションはしないor超弱め!
稚魚の時点ではエアレーションは基本的には必要ありません。
エアレーションがなくて酸欠で死んでしまうなんてことはほぼないからです。
それでもエアレーションをした方がいい場合は、水面に油膜が張ってしまっている場合です。
稚魚水槽の油膜が嫌な理由としては、粉餌が広がらなくなることです。
ただ、稚魚の時点では泳ぐのが上手でないため、強いエアレーションをかけると、稚魚が弱る原因になりますので、エアレーションは超弱めにかけます。
ポツポツと水泡が出てくるくらいで水流ができない程度にしましょう。
こういうコックを使用してあげればエアー量の調節をすることができます。
飼育容器を大きくする
稚魚を育てるのに、小さなタッパーとかでずっと飼っている人もいるかと思いますが、あまりオススメはしません。
最低でもトロファストくらいあるといいかなと思っています。
小さな容器は場所をとらず数を準備できるので、複数品種を扱っている方には便利ではあるのですが、飼育難度は上がる方法です。
1Lの水と1000Lの水に塩を10g入れたらどうでしょうか。
1Lの水は塩分を感じるでしょうが、1000Lの方は塩分なんか全然感じないと思います。
何が言いたいかというと、水の量が多ければその分汚れが気にならなくなるということです。
同じようにどちらの水の方が水温は温まりやすいでしょうか?また冷めにくいでしょうか?
当然水量が少ない1Lの水の方が温度変化は早くなりますよね。
つまり、小さな容器でメダカの稚魚を飼うということはそれだけ環境の変化が急激に起こりやすくなるということです。
どうせ大人まで育ったら大きな容器で飼うのなら、最初から大きな容器で飼ってあげる方が楽だし安全ですね(。-`ω-)
水換えは急激にしない
さっきの話とつながる部分ですが、水換えはゆっくり少しずつしましょう。
まあ稚魚の段階だとほとんど水を汚すことはないので、水換えをしなくても大丈夫な場合がほとんどです。
でもどうしても水換えがしたい!って方は、一度にたくさんの水換えをしてしまうことはしないようにしましょう。
大人のメダカは、案外全換水しても問題ないんですが、稚魚でそれをやるとphショックなどで簡単に死んでしまいます。
稚魚の時に水換えをするというのなら、食べ残して水面に浮いている餌をお椀とかメダカボウルとか、そういうので掬ってあげて、その分の水を足すくらいで充分かと思います。
ちなみにメダカボウルはセリアで売っています。
とにかく生まれたての稚魚は、水を換えすぎないことや水槽の移動などをせず、水質を急変させず飼い続けることが重要です。
まとめ
稚魚の時点では、体もできあがっておらずまだまだ弱い状態です。
この時点で急激な水質、水温変化や餓死などで死んでしまうことが死因として多くあります。
これらを意識しながら、稚魚の扱いには気を付けて、より丁寧に扱ってあげるのが生存率アップにつながるとい思います。
