メダカ

メダカの見た目が同じでも違う名前がついている理由

メダカ人気が高まるにつれ、新しい品種がどんどん生み出されていっています。

多くのメダカ屋さん、愛好家さんの努力の賜物かと思います。

 

しかし、そんな中で気になるのが、見た目同じなのに違う名前がついているメダカが結構います。

そして、このメダカとあのメダカは何が違うの?って質問を当然受けることが多くあります。

今回は、この疑問に答えていこうと思います!

名前が違うのは中身が違うから!

じゃあなんで名前が違うのかというと、見た目が同じでも中身が違うからということなんです(´・ω・`)

もしくは、〇〇さんがブリードしている系統というので名前がついていたりもします。

 

つまり、見た目が同じでも、中身が肉なら「肉まん」だし、あんこなら「あんまん」だし、ピザなら「ピザまん」なのです。

もしくは、崎陽軒が研究し作った肉まんは「崎陽軒の肉まん」だし、551の蓬莱が作ってるのは「551の豚まん」ということです。

 

見た目だけでは、分からない部分がメダカにはあるということですね。

メダカの名前について思うこと

見た目と名前についてご理解いただけたでしょうか。

それを踏まえた上で、思うのは名前がどんどんでてきて、どんなメダカなのか分からなくなってきているなあという印象です。

こういう名前のメダカを飼っていて…こんな名前のメダカを知っていますか?と、色々お客さんとメダカのお話をするのですが、どんなメダカが分からないことが増えてきた気がします。

新しい品種のメダカができてきて、それを楽しめることはメダカ業界としてはプラスなのは間違いないと思うのですが、見た目同じじゃない?本当に新しい品種といえるのかなと思うことがあるのも確かです。

 

自分で作ったメダカに名前をつける文化を否定するつもりはないですし、それは夢があって、メダカを育てる楽しみであると思います。

ただ、「新しい品種できました!」「はい20万円です、どうぞ!」みたいな流れはちょっとどうなんだろうとは思います。

確かにそういうメダカって綺麗なんですけど、価格に納得できる人が買えばいいというのはそうなんでしょうけど違和感が…。

 

新しい品種だからとか、有名な名前のメダカだからとか、そういう理由ではなくて、自分が綺麗だ、かわいい、かっこいいとか思うメダカを純粋に楽しんでほしいなと感じます。

まとめ

お店でメダカの名前を隠して売ったら、本当に売れるのはどんな品種なのだろうかと、そんなことを最近考えたりします笑

かっこいい名前が色々ついているメダカがいますが、名前買いではなく、そのメダカが本当に綺麗だと思うのか、それを考えて買ってくれるのが嬉しいかなと思います。

赤いメダカ、白いメダカ、青いメダカ、黒いメダカ、ラメのメダカ、ヒレ長のメダカ、ダルマメダカ…。

色々いると思いますが、本当に自分の好きなメダカを探してみてください!