メダカの調子が最近悪いな…そんな風に感じることってありますよね。
自分が気付く時は、餌やりの時に多いです。
普段よりも餌を食べなくなったり、餌への反応が悪くなったりしている時は、メダカが体調を崩してしまっていることが多いです。
では、そんな時にどんな対処をすればいいのかまとめていきます。
メダカが体調が悪い時ってどんな時?
上に書いたようにメダカの体調が悪い時は、餌食いが悪くなります。
特別水温が普段よりも低くなっているわけでもないのに、そう感じることがあったら注意です。
その他にメダカが体調を崩しているなあと感じるのは泳ぎ方を見ます。
他の元気なメダカと比較してフラフラ泳いでいたり、バタバタ必要以上に一生懸命胸ビレを動かして泳いでいるときは注意です。
また、メダカは群れで行動する魚です。
なので、群れと離れて1匹だけ水槽の端や底にいたりする場合は要チェックです。
普段と比較してちょっとおかしいなと感じたら、透明な容器に入れてみてメダカを観察してみてください。
そうすると、ヒレをたたんで(閉じて)しまっていることがあります。
その場合は、メダカが体調を崩してしまっています。
こちらは正常なメダカです。全体的にヒレがパキっと開いています。
一方こちらは体調を崩しているメダカです。ヒレが白く濁っていたり、ヒレが閉じてしまっていたりします。
尾びれが分かりやすいかと思いますが、正常なメダカは台形になっていますが、調子を崩しているメダカは長方形のようになっています。
こういったメダカは体調を崩し始めや、場合によっては病気になっている場合があります。
調子が悪いメダカを見つけたら…
このようにして調子が悪いメダカを見つけた場合は、塩浴や薬浴が効果的です。
病気があれば薬浴が必要となりますが、ヒレが閉じてしまっているだけであれば塩浴だけで元気になることが多いです。
塩浴は塩分濃度が0.3%~0.5%になるよう飼育水に塩をいれます。
こうすることによって浸透圧調整を楽にしてあげて、体調回復が見込めます。
また、塩分が苦手な細菌類もいるのでそういったものへの対処にもなります。
ちなみに0.3%の濃度の水を作るには10ℓの水に30gの塩、0.5%であれば50gの塩を入れます。
実際に計ってみるとかなり多く感じますよね。
使用する塩は普通の食塩でも大丈夫です。うちでは食塩を使っています。
より丁寧にするのであれば、メダカ用に作られた塩もありますのでそちらを使用してみるのもいいと思います。
メダカを入れている容器に塩を入れた後は、混ぜずに自然に溶け込むようにさせるために放置します。
混ぜると一気に水の塩分濃度が上がるので、じっくり時間をかけて塩が溶ける方がメダカには安全かなと思います。
こちらの記事も参考にして病気のメダカがいたら対処をしてあげてください。
まとめ
メダカの調子がいつもと違うと感じたら、まずは透明な容器に入れてメダカを観察する癖をつけてください。
上見で飼育をすることが多いメダカは、異常に気付きにくいという欠点があります。
なので、普段と違うと気付けることがメダカを健康に育てることに大切こととなります。
普段から観察をしておくことで、いち早く異常に気付き対処していくことがメダカを長生きさせるコツです。
異常に気付いた時にすぐに対処できるように、メダカ用に塩や薬を常備しておくことは非常に重要と言えます。
メダカは体が小さい分病気が進行してから対処しても間に合わないことも多いです。
体調の崩し始めですぐ対処できるようにしておきましょう!