今年は例年に比べて涼しい6月な気がしますね。
梅雨の時期ってのはメダカが調子を崩しやすい時期ですので、みなさんもメダカの様子は特にこまめにチェックをしてもらうのがいいと思います。
今回は、メダカを観察していて「なんか調子悪いな」と感じたら絶対にやるべきことについてです。
目次
調子が悪い時に絶対にするべきこと
メダカの調子が悪そうに感じた時にするべきことは、プラケースなどにメダカを移して横見でメダカの様子を確認することです。
調子が悪い時は、水質悪化やそれに伴う病気が発生している可能性があります。
メダカも状態を確認しないままで、とりあえず水換えをしたところで、病気などは治りません。
そこでまずはしっかり横見をしてあげてメダカを見てあげてください。
ヒレが閉じている
メダカが調子を崩している時に一番分かりやすい状況なのが、メダカがヒレを閉じてしまっていることです。
この状態は、人間で言えば風邪気味な状態と言えるでしょうか。まだ病気にはなっていない状態です。
この調子を崩してきている段階で対処ができればメダカを病気にさせてしまったり、餌を食べなくなり痩せてしまったりすることを防ぐことができます。
ヒレ閉じの対処方法としては、メダカを綺麗な水に移し替えた後に0.5%濃度の塩欲をしてあげることです。
赤い斑点がある
横見をしてあげたら赤い斑点がポツポツとある…怪我しちゃったのかな?と思うかもしれませんが、これはエロモナス菌が原因の赤斑病です。
赤斑病が発生する原因は、水質の悪化が主な原因です。
これがでちゃう時は、水換えがしっかりできていないと発生しやすいです。
観パラDやグリーンFゴールドなど細菌性の病気に効く薬を使用して治してあげましょう。
ちなみに病気だなと思ったときに、塩欲だけをするのはオススメしません。
塩を入れる目的は、浸透圧調整に体力を使わせないためであり、病気を治す薬として入れるのではありません。
ようは熱が出て薬は飲まずに氷枕で寝ているだけのような状態ですね。
病気だなと思った場合には薬を使うことをオススメします。
ヒレが白く溶けたようになっている
これは尾腐れ病の症状です。
ヒレを閉じ、白く溶けたような感じになります。横見でないとなかなか気付かず、上身で気付くくらいの場合は、症状が進行していることが多いです。
原因は、これまた水質の悪化が原因で、カラムナリス菌が悪さをしています。
赤斑病同様、観パラDやグリーンFゴールドなどが有効です。
まとめ
以上のようにメダカの調子が悪いと思った時に横見をしてあげれば異常の早期発見、早期治療ができます。
調子が悪い時だけじゃなくて、水換えの時とかにも横見をしてあげる時間を作ることができればさらにいいと思いますね。
エロモナスやカラムナリスも常在菌で水中には普通に存在しています。
これらが発症してしまうには水質悪化が原因です。
体力、免疫低下やストレスなどで人間も風やインフルエンザになったりしますよね?
同様にメダカも環境変化によって病気になってしまうのです。
なので、常に清潔な環境をメダカたちに用意してあげて病気にかからないようにしてあげる普段からの管理が重要になるわけです(。-`ω-)