少しでも暖かくメダカ達に冬を越してもらおうと、メダカ達に簡易ビニールハウスを用意してあげよう!
簡易ビニールハウスなら、大きさによってはベランダなどに置けるサイズの物があったりしますよね。
これで冬越しも安心だ…という方にちょっと待った!そんな記事でございます。
簡易ビニールハウスのデメリット
小さいからスペースがなくても置けちゃう簡易ビニールハウスですが、これをメダカ飼育に活用するのは結構難しいと思います。
なぜかというと、かなり小さいからです!
????小さくて置けるからいいんじゃないか!と選んでるのに?ですよね。
小さすぎるのが実は問題で、こういったハウスだと日が昇ると、一気に室内の温度が上がっていきます。
例え冬とはいえ、小さなハウスの中は熱々になるわけです。
簡単に言えば、ハウスの中が真夏の状態になるわけです。
でも、夜になって日が落ちると、そこからは室内の温度は下がり、外気温と変わらなくなります。
つまり、真冬と真夏をメダカ達は行き来させられる環境になります。
水温のジェットコースターに乗らされます(´・ω・`)
それだけ一日の水温差が大きくなると、メダカ達は体調を崩していってしまいます。
また、小さな容器で飼っている方は、日中に暑くなりすぎて煮えてしまう可能性もあります。
せっかく暖かくしてメダカを快適に過ごさせてあげようとしているのに、実は地獄のような環境にしてしまう危険性があります。
要するに、天候、気温によって適宜ハウスを開け閉めしてあげて、メダカにとって気持ちの良い温度を保てるようこまめに調節してあげられるような人にしか向かないということになります。
それだけ時間に余裕がある人でも、暖かい日にハウスを開けるの忘れてしまってみんな☆になってしまった…なんて油断がないようにしなくてはいけません。
結局、無理に暖めたりせず、外に放置の方が楽だし安全だったということになる気がします。
まとめ
メダカは元々日本で暮らしている生き物です。
適応できる環境も他の魚と比べてもかなり広いです。
小さい生き物なので、寒いのがかわいそうに思ってしまうかもしれないですが、実は結構平気です。
あれやこれやとしてあげるのではなく、小さくても環境に適合して生きてきたメダカ達のことを信じてあげることもたまには必要だと思いますよ(=゚ω゚)ノ