3月に入り暖かい日が続いてきました。
この時期になると、気温上昇、日照時間が長くなるなどメダカシーズン到来を感じますよね!
ただ、水温が上がったからといってガンガン餌をやるのはまだ早い時期でもあります。
今回は、冬から春への移り変わりの時期の餌やりについて書きます!
目次
春の餌やりの開始目安は?
冬から春に移る時期は、メダカもまだ冬眠から明けて寝ぼけているような状態です。
水温が10℃程度だとまだまだ活性は低く、ほとんど餌を食べません。
人間でいえば、寝起きの状態で朝ごはんが出されている状態です。
目覚めた瞬間に朝ごはん食べろ!ってのは嫌ですよね。
もう少し暖かくなってきた水温が15℃くらいになる時期から餌やりを始めるといいと思います。
このくらいの水温になってくると8~9割のメダカは元気に泳ぎ回りはじめるでしょう。
そうしたら少しずつ餌をあげてもいいかなと思います。
それでもこの時期もまだ本調子でない可能性がありますので、やりすぎは注意です!
餌のやりすぎは水質悪化にもつながります。
冬に痩せてしまったメダカを元気にさせたい気持ちはとっても分かりますが、ぐっと我慢してゆっくり少しずつ春の環境に慣らしてあげましょう。
15℃と目安を出しましたが、飼育環境によってメダカの反応は様々です。
隣あった水槽ですらメダカの調子が違うことがあります。
大事なことはご自身で飼育されているメダカの様子をしっかり観察しながら餌やりをすることです。
水温が下がる時間帯の餌やりに注意!
餌やりで気を付けることは、あげすぎ以外にも時間帯にも注意してください!
冬から春に移る時期は、日中の気温が上がり水温の上昇もありますが、一方でまだ夜間は寒いですよね。
日が当たる時間帯から日が落ちる時間帯に移ると水温が大きく下がる可能性があり、変温動物であるメダカは大きく影響を受けます。
つまり、この時期の夕方に餌をあげると、餌を消化しきる前に寒くなってしまい、消化不良を起こす原因になります。
せっかく冬眠明けで元気をつけてあげようと思って餌をあげても、却ってメダカを弱らせてしまうことになります。
春の時期の餌やりは、暖かいお昼くらいに少しあげるくらいでちょうどいいと思っています。
まだまだ寒くなる時期は、低タンパクの消化しやすい餌がオススメ!
餌のあげすぎ、消化不良に注意という話をしました。
さらに消化のしやすさはメダカの負担減になります。
消化しやすさはタンパク質の量によって決まり、それが少ないほど消化に良い(メダカへの負担が少ない)餌と言えます。
なので、春の時期は餌を変えてあげるのもいいと思います。
この餌は粗タンパクが38%と含有されているタンパク質が少なくなっています。
自分がいつも使っている餌が粗タンパクは54%なのでかなり控えめになっていると思います。
ちなみにいつもはスドーさんの餌を使っています。
メダカの成長もいいですし、気に入っていますが栄養満点すぎて春の時期にはあまり向いていないとも言えます。
まとめ
暖かくなってきてもメダカたちはスタートダッシュはできません。
のんびりとメダカたちが元気になってくるのを待ちましょう!今年も元気なメダカを産んでくれることを願って…(。-`ω-)
この時期の注意点についてまとめた記事もありますので、そちらもご覧ください!