幹之メダカはメダカ界の中ではかなりメジャーな品種となっています。
その美しさはいつまでも褪せないように感じます。
色々な新品種のメダカが誕生している昨今ですが、幹之は他のメダカと一線を画すというか…。
メダカを知らない方が見ても綺麗だねって言ってもらえるのはいつも幹之です。(僕の個人的な体験です。)
比較的飼育もしやすく、またホームセンターや改良メダカ専門店などどこでも取り扱いのある品種なので手に入りやすいです。
また、それ故に安価で入手もできるので飼育をされた経験がある方も多いと思います。
さて、今回は初めて幹之を飼い始めた方に起きる疑問についてお答えしていきます!
目次
幹之の卵が孵ったけど、親と違う色をしている?
こちらが幹之の針子(赤ちゃん)です。
親の幹之は青みがかった子や、白っぽい子がいますが、子どもは黒っぽいです。
なので、初めて見た方は、他の品種と混ざってしまったかな?と思うかもしれません。
でも大丈夫です!幹之のこどもは始めは黒っぽいんです。
ここからだんだんと色が変化していきます。
体色の変化について
では、あの黒い子がどのように変化していくか画像を出します。
生まれてすぐはまだ黒い色味をしています。この状態では幹之なの?と思うかもしれません。
少し大きくなってくると、青っぽい、もしくは白っぽく見えるようになってくると思います。
この時点では、まだ体外光(背中の光)はまだ発現していません。
成長とともに段々光が伸びていきます。
さきほどの状態からさらに成長が進んだ個体。
背中の光が徐々に伸びていき、頭の後ろくらいまで伸びています。
口先まで光が伸びた状態。
この状態が幹之メダカの最上位にあたり、フルボディや鉄仮面などと呼ばれます。
※鉄仮面は本来はこのような表現ではないのですが、いつからか口先まで光が伸びている状態を鉄仮面と呼ばれるようになりました。
なので、フルボディ=鉄仮面の扱いになっていることが多いです。
鉄仮面の本来の姿についてはこちらの記事を参考にしてください。
全ての個体がフルボディになるわけではありませんので、なるべく綺麗に光が伸び切った子が出るようにしていですね!
どれくらいで体外光は伸びてくるの?
これは個体にもよるのですが、2~3ヶ月くらいで体外光は伸び切るかと思います。
伸び始めは体長1.5cmくらいでしょうか。
体外光が伸びてくるのにサイズも重要ですが、月日も大事です。
綺麗に体外光が出きるまでは時間がかかるものです。
焦らずじっくり待ちましょう。
しかし、4ヶ月も5ヶ月も経って体外光が伸びてこないようであれば、それはその個体の限界かもしれません。
体外光がどこまで伸び切るかは、割とその個体の才能によるところがあると思っています。
それだけ時間が経っていて体外光が伸びないなら、もうその個体は体外光が伸びないと思ってもいいと思います。
綺麗な幹之メダカを残すために
幹之メダカの魅力はなんといっても背中の光です。
これがしっかり口先まで伸びる個体が上物扱いされます。
当然親メダカも口先まで伸びる個体を使うことで子どもも綺麗な子が生まれやすくなります。
逆に、背中の光が弱い個体を親に使ってしまうと、その子どもも光が弱い子が多くなります。
なので親に使う個体はなるべく光がよく伸びた綺麗な個体を使うようにしましょう。
まとめ
メダカの中でも非常に人気のある幹之。
綺麗な幹之メダカを残してあげるためにも、親メダカも綺麗な個体を使うようにしましょう。
メダカ屋えんは横浜でお店もやっています。
良ければ遊びにきてくださいね!
またYou Tubeでもメダカに関する動画をアップしていますので、よければご視聴ください!