豊根村の芝桜まつりも終了し、忙しい時期がひとつ終わりました。
さて、ではしばらくのんびり…とはいかず!!!来年度に向けて芝桜の生産開始です!
この間、ようやく出荷が終わった芝桜ですが、もう次の仕事に入るわけですね( `ー´)ノ
目次
芝桜はどうやって増やす?
芝桜の増やし方は、挿し木で増やすか、株分けで増やすかの2通りあります。
ちなみに芝桜にも種はできますが、発芽率が良くないので、種で増やす方法は一般的ではないですね。
今回は挿し木で増やしていく方法を紹介します!
芝桜の穂を取る
まず一番大切なのは、元気に育った芝桜があること!これがないと、良い穂が取れませんからね。
さて、自分はというと…芝桜まつりが終了した茶臼山に行き、穂を取らせていただきました。これをやらせてもらえるのが豊根村在住の強み( *´艸`)
さて、穂の取り方ですが、だいたい5cmくらいの長さで穂をカットします。
それでできれば、穂の下の方にある葉は取ってあげると良いと思います。
ちなみに穂は、木みたいになってしまっている(木質化)所からは取らないほうがいいですよ。木質化している所は、発根率が悪いので、オススメしません。まあ、根が出ない訳ではないんですが…。
下のような写真のやつが木質化してしまっている茎です。
カットしてきた後は、1時間程水に浸してあげて、土に挿す前に水分をしっかり吸わせてあげてくださいね!
土はどんな土を使えばいい??
芝桜の挿し木に使う土ですが、ホームセンターなどで挿し芽用の土が売っているので、それを使用してください。
もちろん、自分で配合できる人はそちらで大丈夫ですよ!
で、なんで挿し芽用の土を使用するかと言うとですね、普通の野菜とか花を育てる培養土には肥料分が入っておりましてね。
肥料分がある土に穂を挿してしまうと、せっかく挿した穂が腐ってダメになってしまいます。
刈り取ってきた穂は弱っている状態なので、肥料分は逆にダメージになっちゃう訳ですね。
いざ、挿し木!
自分はたくさん植えるのでセルトレイで植えていきます。トレイに土を盛り、水分をしっかり含ませてあげてから、芝桜を植えていきます。
植える時には、ピンセットで優しくつまんで挿していきます。一本で植えてもいいですし、何本かまとめて植えても大丈夫です。
こんな感じで3本まとめて植えちゃいます。
挿した後は、軽く土を押さえてあげて、穂が抜けないようにしてあげてくださいね!
挿した穂は、乾燥に弱いので、しばらくの間はしっかり水やりをしてあげてくださいね!
まとめ
芝桜はこんな感じで、どんどん増やすことができます。
たくさん増やして、自宅にミニ芝桜の丘を作ってみてはいかがでしょうか?
きっと春が楽しみな季節になりますよ(^^♪