芝桜

芝桜の肥料撒き

豊根村の一大観光地である茶臼山高原。
茶臼山高原では、春は芝桜の丘、夏は避暑地として、秋は紅葉、冬はスキー場と、一年を通して楽しむことができる。
特に春の芝桜祭りの期間(例年5月10日前後~6月10日前後)は観光客が一番多い時期になります。

そんな芝桜を昨年の6月から育てています。魚だけじゃなく、お花もやってるんですよ!!
茶臼山の芝桜の植え替え用やお土産品として販売しようと栽培をしています。

最近暖かくなってきたので、芝桜の追肥を行いました。2月の終わりにもやっているので、今年は2回目ですね。

肥料はこんな感じの1cm程の白い粒状のものをあげています。
これを3粒くらいを目安に3号ポットの中に入れていきます。これを一つずつ行います。
ちなみに今年は約8,000株の芝桜を育成しています。つまり、8,000個のポット全てにこれをやるわけです。


(借りている畑の一角で育てています。ここには7,000株あります。裏に1,000株あります。)

はい!しんどいです(;^_^A
一品種1,000株ずつあり、一つの品種に撒き終えるのに30分。合計で4時間の作業となりますね。

この日は相方不在のため、1人で撒き撒き。花粉症の俺は花粉と疲労と戦いながらの作業です。

まあなんとかなるさと作業していたのですが…。
ずっと同じ体勢をしていたせいで、肥料を持っている左腕が上がらなくなってきてしまいまして…。
作業続行不能となったので、残り分は相方と一緒にやることにします。

まあこんな地道な作業をしているのでとても大変ですが、芝桜が元気に育っているとこっちも元気になります。
逆に芝桜に元気がないとこっちも滅入ってしまいます。
実は、12月頃に1部の芝桜が鹿の食害にあってしまったことがあります。
(この日から鹿が憎くてたまらなくなりました。笑)

真ん中の背の高い部分くらいまで、どの芝桜もあったのですが、見事に鹿に食いちぎられていました。
しばらくは、この食べられた芝桜の姿を見るたび落ち込んでいました。この苗達も少しずつ元気を取り戻してきていますが、春の販売には間に合わなそうです。

とまあ、農業ってのは大変な部分もありますが、成果が目に見えているのでやりがいがすごくあります。
でも大変です。大変なんです。笑
大変な思いをして作ってますので、豊根村で芝桜が売っているのを見たら、そっとレジに持っていって下さい!笑

まあそれは半分冗談として、芝桜祭りはとても綺麗ですので、是非豊根村までお越しくださいね!