三色になるメダカにで透明鱗三色と非透明鱗三色という分類のメダカがいます。
どちらも三色ラメや三色体外光と違って、三色柄だけのメダカですが、ちゃんと違いがあります。
そもそもなんで「非」透明鱗なんて表現をするのか?について解説をします。
透明鱗三色はこんな感じのメダカです。
元々メダカで初めて三色になっていったのは、透明鱗系の三色なんです。
つまり、三色メダカと言えば透明鱗三色しか当時はいなかったんです。
一方、その後しばらくしてできたのが「非」透明鱗三色のメダカです。
こちらが非透明鱗系です。
三色と言えば透明鱗三色だったところに、透明鱗でなくても三色になるメダカができたわけです。
そこで、透明鱗三色と明確に分けるために「非透明鱗三色」と言われるようになりました。
では、透明鱗三色と非透明鱗三色はどう違うのかというと…
透明鱗であるかないかでもあるのですが、それにより色味が変わります。
こちらが透明鱗三色
こちらが非透明鱗三色。
違いが分かるでしょうか??
実物を見ていただくとより違いが分かりやすいのですが…
透明鱗三色の方は、細かい斑になっていること、赤みが強い、白地はグレーっぽくなることもあります。
一方の非透明鱗三色は、黒はより模様っぽくなっている、赤というよりもオレンジに近い色味、白地が綺麗に出やすいことが特徴です。
実際並べてみると、かなり色味が違うメダカだと感じます。
では、どのようにこれらのメダカを選ぶかですが、
赤みがより強い、斑感が出やすいメダカが好きな方は透明鱗系
白地が綺麗に出やすく、すっきりとした柄にしたい方は非透明鱗系がおすすめです。
個人的には白地が綺麗な方がより三色らしいかな~と思います。
ただ、一方では赤みが強くて透明鱗系も捨てがたいと…笑
どっちもいいメダカってことですね!笑
今回は三色メダカについて解説をさせていただきました!
色々な品種のことについては、メダカ品種図鑑で勉強しています。
最新の品種の成立ちなどについても解説されているのでとてもタメになる一冊ですよ!