今回はメダカの販売道の駅、産直編です!
ネット販売については、以下の記事を参考にしてくださいね!
ちなみにこの方法は、僕が実際にやっていた方法です。
しかし、産直や道の駅などによってルールが違う可能性がありますので、詳細のルールについてはそれぞれご確認をお願いいたします。
目次
まずは事業者登録が必要!
販売を始める前にまずは事業者の情報登録が必要になります。
どこの誰がどんなものを販売をする予定か、売上金の振込先などです。
この事業者登録をすることによって、販売に必要なバーコードを発行できます。
道の駅などに行ったことがある方は分かると思いますが、商品には「販売者名、商品名、値段、バーコード」が印刷されたシールをはってありますよね!
そういったシールを発行します。
僕がやっていた所は、商品に貼るシールは道の駅にある機械を使って発行をしていました。
ただし、商品名は事前に道の駅に登録をしてもらう必要があったので、登録をしてもらいました。
ただ、品種ごとに登録してもらうと膨大な数になるため、「メダカ」とまとめていました。
品種名は別途シールを貼って記載していました。
メダカを入れる容器について
今度はメダカを入れる容器についてです!
大きめの食品用カップを使っていました。
ふたとカップは別売りなので注意してくださいね!
これをふたするのですが、そのままだと水が漏れるので、カップのふちにはシールテープを巻いていました。
これをすると容器をひっくり返しても水がもれません。
ただ、横に倒れた状態で圧力がかかるような感じだと少しずつ漏れます。
まあびしょ濡れになるほどではないですが、注意が必要です。
道の駅の方には、濡れてはいけない商品とはなるべく分けてもらうようにお願いはしていました。
その後は、袋のパッキングも練習しまして…。袋にメダカを詰めた状態でも販売を始めました。
パッキングの方法については、You Tubeの動画で解説をしていますのでよければ見て下さい。
うちでは今は酸素ボンベがありますので、それを使用していますが、一般の方でボンベまで持っている方は少ないと思いますので…。
そんな方には、携帯用の酸素缶が便利です。
商品陳列中のメダカの管理について
正直これが一番大切な部分です。
メダカを道の駅や産直で販売するにあたって、納品したメダカが全てその日に売れるわけではありません。
なので、僕は毎日メダカの状態チェックをしていました。
具体的なスケジュールについては、
朝:メダカ納品&前日の売れ残り個体の体調チェック
夕方:売れ残り個体の体調チェック&前日からの売れ残り個体は回収
これをひたすら繰り返していく感じです。
昼に道の駅でご飯を食べる時は昼にもチェックしていました。
メダカを陳列しておくのは、1日~2日までで、その間にメダカが体調を崩していたら即回収します。
夏は当日売れなかったらその日の夕方に回収していました。
春、秋は翌日の夕方に回収していました。冬は販売休止しています。
回収した個体は、必ずしばらくは広い容器でのびのびと休息期間を設けます。
ちなみにですが、道の駅・産直の人にメダカのお世話をお願いするのは基本的に無理かと思います。(絶対ではないかもしれませんが…)
まあ、納品時に蓋やパッキングをしている状態が多いのでお世話もできないかと思いますが。
こういった所で販売する上で大切なのは☆になった個体や病気の個体、痩せた個体を陳列し続けないことです。
そのようなメダカを見ると大切にされていないんだなと思われ、メダカを購入してもらえなくなるでしょう。
密閉容器でメダカを閉じ込めておくわけですから、それだけ細かな確認が必要です。
メダカ5匹を袋にパッキングしてどれだけメダカが生きていられるか実験をしたことがあるのですが…
3日目で止めました。
なぜなら、水が汚くなっていて、これではそもそも売れないだろうと判断してからです。
メダカがいる水が汚くなっていても販売に結びつかなくなります。
この辺りも販売時に気をつけるところかと思います。
メダカの販売価格
正直あまり高い値段では売れないです。
SNSなどで有名になっている方は、それなりの金額でメダカを販売することもできると思いますが、そうでない場合は高価格で値付けをしても売れない可能性が高いです。
道の駅や産直でメダカを買う人は、どちらかというとメダカ始めました!みたいなビギナーの方も多く、高額なメダカには手が伸びにくいです。
(もちろん売れないわけではないですが…)
あとはその地域でどれだけメダカを飼育している方がいるかも大事だとは思います。
値付けが一番難しい部分だと思いますので、色々試してみてください。
どの価格帯が売れやすいか考えるのは結構楽しいですよ!
まとめ
道の駅や産直に置いているメダカは、☆になっている個体が放置されていたり、痩せている個体がそのままになっていることが結構あります。
そのようにしてしまうのはメダカに対して愛情が全く足りません。
メダカも生き物です。
メダカを販売してお金になれば…という気持ちもわかりますが、まずは命を大事に扱うようにして下さい。
メダカへの愛情を持って、こまめにメダカの様子を確認にいける人に道の駅や産直での販売をしてほしいと思います。
間違っても死ぬまで放置なんてことは絶対にしないで下さい。
メダカ達がかわいそうです。
また、そういった弱った個体を買っていった方が悲しい思いをするのもよくないと思います。
道の駅や産直のメダカの価格は安いことが多く、ここで初めてメダカを買う人も多いです。
そのようなメダカに興味を持ってくれたビギナーの方がやっぱりメダカやめた!とならないように、元気なメダカを販売するようにしてください。