メダカ

9月生まれのメダカの稚魚は越冬のために早く大きくしよう!

9月に入ると、間もなくメダカのシーズンも終わりになるなあと感じます。

そうすると大事になってくるのがシーズン終わりに生まれた子の越冬についてです。

まだ暑い日が続く中、もう越冬の心配かとなるかもしれませんが、稚魚を越冬できるまで大きくしてあげることを考えなくてはいけない時期です。

餌をたくさん食べる暖かい時期はそんなに長くないと思ってください。

今回は越冬に向けて、早く稚魚を大きくしたい方に向けての記事になります。

大きな容器で飼う

メダカの稚魚を管理するのに、小さな容器で管理している方が多いのではないでしょうか。

しかし、小さな容器で飼い続けているとなかなかメダカは大きくなってくれません。

小さな容器なのにでかくなりすぎたら自分の首をしめることになることをメダカ達も分かっているのかもしれませんね。

 

容器の場所の問題があるのは分かりますが、結局成魚になったら大きな容器で飼わなくてはいけなくなるのであれば、最初から大きな容器にしておいた方がメダカの成長のために絶対いいです。

早く稚魚を大きくしたい方は、大きな容器に移してしまいましょう。

大きな個体とは分ける

同じ時期に生まれた子でも、早く大きくなる個体と中々大きくなってくれない個体があります。

もし容器に余裕があるなら、早く大きくなってしまった個体を別の容器に移してあげると、他の魚も成長できるようになります。

早く大きくなる魚はそれだけ餌を食べているということになりますので、その子がいなくなれば小さい子も餌にありつける可能性が高くなりますからね!

餌をしっかり与える

メダカの消化には、2~3時間程時間がかかると言われています。

つまり、この時間間隔で餌を与え続ければ理論的には効率的に育てられるはずです。

まあ現実的には、こんなにつきっきりにできる人はそういないでしょう。

そこで餌やりのポイントとしては食べきる量の中で、メダカのお腹がしっかりと膨れるくらいまで餌を与えるということです。

1分くらいで食べきる量を少しずつ与えていくといいと思います。

たくさんあげれば水質悪化の原因にもなりますので、あげすぎは注意ですが、メダカの様子を見ながら餌やりをしてみましょう。

餌の粒の大きさをあげる

いつまでも稚魚用の細かいパウダー状の餌を使っていないでしょうか。

細かい餌を使うことは、大きい子小さい子と平等に食べられるというメリットはありますが、その分お腹には溜まりにくいです。

もちろん細かい餌でもお腹いっぱいにしてあげることはできるのですが、餌の量の調節が難しいです。

 

早く大きくしたい場合は、粒の大きい餌にチャレンジしていくことが大事だと思っています。

この餌は若魚くらいから使用できる細かめの餌ですので、早い内から使用できます。

ちゃんと餌を食べられるサイズか心配の場合は、すこしだけ与えてみて口に入るサイズなのか確認をすれば、餌の食べ残しで水を汚すリスクを減らすことができます。

まとめ

稚魚を早く大きくするために必要なことは、大きな容器で飼うこと、適切な餌をしっかりあげることです。

成魚まで育っていなくても越冬自体は可能ですが、生存確率が変わってきます。

少し気が早い気もしますが、今の時期から越冬に向けてしっかりとして魚体作りをしていくことが重要です。

ただし、焦りは厳禁!無理させ過ぎると、それはそれで大切なメダカを落としてしまう原因にもなりますので程々に…!