言わずと知れたメダカブリーダーの垂水さんから発表されたミッドナイトフリル！
これがついに販売開始され、すこしずつ最近出回ってきましたね！
ミッドナイトフリルには体外光タイプ、ラメタイプ、漆黒タイプと３タイプに分かれています。
当店では、ラメタイプを購入し繁殖、販売をしています。
今回は、ミッドナイトフリルについて解説をしていこうと思います。
目次
ミッドナイトフリルの掛け合わせは？？
まずは、ミッドナイトフリルの作り方についてです。
ミッドナイトフリルは、エメキン（マリアージュキッシングワイドフィンエメラルドフィンタイプ）とブラックダイヤの掛け合わせで作出されています。
ミッドナイトフリルは、体色が落ちない黒色と青いヒレ光が入ったメダカを目指して作られたそうです。
色落ちしないということで、水槽で横見をすることが良さそうなメダカですね！
ガラス水槽で普通に飼育すると、どうしても色が飛んでしまいますので(;^ω^)
そして、交配・選別をする中で体外光・ラメ・漆黒タイプと３種類に分けて累代されていきました。
３種類の特徴について
それぞれ３種類のメダカの特徴を解説していきます。
体外光タイプ
体外光タイプは、色落ちしない黒と体外光を持ったタイプのメダカです。
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上見だと体外光が乗っていますが、横見だとラメ表現も出ています。
そこで、ラメタイプと明確に区別するために、体外光タイプは普通体型で累代されています。
（ここで言う普通体型とは、キッシングワイドフィンのタイプではなく、ノーマルのマリアージュと同じヒレの形という意味です。）
エメキンが掛け合わせに入っていることもあり、黄色色素が発現する個体もいて、最近は黄色色素入りも多く流通をしています。
個人的な感想としては、より黒く体色を求めていく品種でもあるため、なるべく黄色色素は入れたくないなあと思います。
まあ、まだ購入できていませんが(;^ω^)
まだ真っ黒の体色には至らないようですが、ロングフィンの表現も出やすいようで、フリル感は再現しやすいそうです。
ラメタイプ
続いてラメタイプです。
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ラメタイプは上見も横見もラメが敷き詰められていて非常に綺麗です！！
色飛びなしで、ラメもよく表れるので綺麗な子が生まれやすいなと感じています。
こちらは、体外光タイプと違いキッシングワイドフィンの表現になっていて、幅広のヒレが優雅に育っていきます。
全体的な色味としては、真っ黒ではなく、どちらかと言うとグレーっぽい色味です。
ブラックダイヤとの掛け合わせで生まれてきていますが、色味としてはクラウドグレーダイヤに近いように思います。
若魚サイズでもラメはしっかり乗ってきています！
漆黒タイプ
上記の２種類と比較すると、黒味がより強いタイプの品種です。
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よりブラックダイヤの色合いが強い気がします。
こちらもラメが乗るタイプで、ラメタイプと言えばラメタイプかもしれませんが、より黒いです。
イメージとしては、ラメタイプがクラウドグレーダイヤのキッシング、漆黒タイプがブラックダイヤのキッシングという感じでしょうか？
漆黒タイプもキッシング表現なのですが、体外光、ラメタイプと比較するとヒレが伸びにくいようです。
また、青い光もヒレにまだ出にくいみたいです。ヒレも含めて、真っ黒な個体が現在は多いイメージです。
固定率について
体外光タイプや漆黒タイプについては、まだうちで育成をしたことがないので、ラメライプについて言及をしますと…
固定率はほぼ１００％と言ってもいいと思います。
ラメの乗りも非常に良い個体が多数出てきます。
後はヒレの伸び具合といった所が問題ですね。
ヒレの伸び具合に関しては、まだ若魚サイズを少し超えたくらいの個体がほとんどのため、断定はしにくいですが、今の感じですと、まだエメキンなどの方が伸びやすいなと感じています。
それに関しては、まだまだうちでも磨いていかないといけないポイントではあると思うので、引き続き累代を頑張っていきたいと思っています。
まとめ
今回はミッドナイトフリルについてまとめていきました！
３品種も一気に発表されるのが中々ないので、まだ手に入っていない品種もいますので、育てた感想などは言えないですが、極上のミッドナイトフリルを作れるように頑張っていきたいと思います。
しばらくはヤフオクでの出品がメインになっていくと思いますが、お店でも販売をしていく予定ですので、どうぞ楽しみにしてください！
