メダカ

メダカの稚魚(針子)にはいつからミジンコを与えるのか~稚魚の育て方改~

夏真っ盛りで、うちのメダカ達も毎日卵を爆産してくれています。

さて、そこで気になるのが生まれてきた稚魚の育て方ですよね。

稚魚の始めの餌としては、粉餌、ゾウリムシがありますが、タマミジンコもおすすめです。

簡単!ゾウリムシの培養!~餌や与える量は?~メダカの稚魚の育て方の記事にて、餌の一つにゾウリムシを与えていると言いました。 https://yamano-sakanakai.co...

今回は、タマミジンコと稚魚の与え方について書きます。

 

タマミジンコはいつから稚魚に与えるべきか

まずは結論から述べると、タマミジンコは針子の段階から与えてOKです!

肉眼で確認できるサイズのミジンコはさすがに針子は食べられないのですが、生まれたばかりの赤ちゃんミジンコであれば針子達も食べることができます。

 

しかも、親ミジンコが食べられてしまうまではどんどんミジンコは増えていきますので、親ミジンコが口に入るまでの大きさに稚魚が育つまでは、ずっと餌を供給し続けてくれる存在となります。

そのため早い段階からミジンコを入れておくと、餌が常にある状態をキープできるので稚魚の成長アップにつながります。

 

ただ、ミジンコの与え方にポイントがあるので、それを解説します。

採卵は親メダカを抜く

タマミジンコを稚魚の餌に有効的に使用するために、採卵の段階から解説します。

現在、稚魚の育て方を新しく試していて、結構いい感じに育っている方法です。

 

まず採卵に関しては、今までは卵を産卵床から一粒一粒外して採卵をしていました。

しかし、現在は親を別の容器に移動することによって採卵をしています。

いや、卵を取っていないから正確には採卵と呼べないのかもしれませんが笑

 

また、稚魚を育てる容器の大きさも、成魚を育てる時の容器で育てています。

使用しているのは、イケアのトロファストです。

親魚を抜いて別の容器に移すこの方法だと、産卵床についた卵はもちろんですが、上手に産み付けられず底に落としてしまった卵も孵すことができます。

だいたい1週間くらい卵を産んでもらったら次の容器に親を移していっています。

まあ、これは毎日親魚の産卵数を見て調節してもらえればいいと思います。

うちは爆産しているので、あんまりたくさん生まれても育てきれないことから このくらいでいいかなと思っています。

 

あとは、親メダカを抜いた後の容器にタマミジンコを5匹くらい入れて待つだけ!

針子が発生するくらいには、ポツポツとミジンコが増えていくのが分かると思います。

 

重要なのは親メダカがいたことで糞などをして水が汚れていることです。

これらの汚れは植物プランクトン達の栄養となります。そしてそれらはミジンコの餌となります。

なので、親メダカを抜いた後に水換えは必要ありません。

粉餌も与える

稚魚用容器にタマミジンコがわいている状態でも、粉餌は少しずつでも与えておきます。

 

粉餌に慣れてもらう意味と、多少水を汚してもいいので植物プランクトンがわきやすい状態にしておく意味があります。

 

理想としてはミジンコを与え続けられる程培養し続けられればいいのですが、そうもいかないのでしっかり粉餌も食べてもらえるようにしたいです。

だって粉餌の方が楽だもん(;^ω^)

 

でも、この稚魚水槽にミジンコを入れておく方法でやってみて、今のところ成長がいいなと感じています。

画像は、1か月くらいのメダカ達です。大きい子は1.5cm近くあるような気がします。

このペースで成長してれば2ヵ月くらいで卵を産むサイズに充分育てきれる気がします。

最初に入れて増えていたミジンコは食べつくしたので、今は粉餌だけで育てています。

 

この方法での稚魚の育て方でいい点は、最初から大きな容器で育てていること、良質な餌が常にある状態をキープできていることで、稚魚を早く成長させるのに役に立っているなと感じます。

まとめ

稚魚の成長にもオススメなタマミジンコをぜひ試してみてください!

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ミジンコも眺めていると中々可愛いもんですよ( *´艸`)