地域おこし協力隊

地域おこし協力隊になりたい人へ ~東京の会社員を辞めて田舎へ移住してみての感想~

地域おこし協力隊で検索をかけると、残念ながら「闇」だとか「失敗」、「問題」だとかマイナスなイメージの検索予測が表示されてしまいます。

 

なんか悪いイメージばかり検索に出てきますが、そんな悪いものではないです!というかうまく使いこなせば、非常に良い制度です!

 

東京から田舎に移住してきて、協力隊を経験している自分が、協力隊の良いところを話したいと思います。




ベーシックインカムをもらいながら、自分の好きなことに挑戦できる!

地域おこし協力隊は、毎月給料(報酬)がもらえます。

 

で、これのすごい所はですね…やりたいことをしながらお金がもらえるんです!自分の場合では、養殖だったり農業をしながら、お金がもらえます。

 

これってベーシックインカムそのものじゃないですかね??

 

養殖や農業は今までやったことはなかったので、お師匠に教わりながら日々勉強です。勉強し、トライしながらもお金がもらえる…普通じゃありえないですよね?

 

自分の協力隊のミッションとしては、チョウザメの養殖です。しかし、農業分野もやりたいと進言し、やらせてもらえています。

 

これも協力隊としてのベーシックインカムがあるからで、新しいことにも気軽に挑戦していけます!

 

やりたいことを存分にやらせてもらえているので、毎日楽しいですよ!( `ー´)ノ

村内で知名度がある!

地域おこし協力隊は、一般的には知名度は低いです。友達で知っている人はほとんどいませんでした。

 

しかし、昔から制度を活用している自治体では、地域の人は協力隊という制度を知っています!

 

かくいう豊根村もそうです。協力隊であるが故に、「ああ、協力隊で来たの~。頑張ってね!」って言ってもらえたりして、初めて来た土地でもなじみやすかったですよ!

自分の時間ができた!

地域おこし協力隊はブラックである。という記事を見かけることがあります。

 

しかし、自分から言わせてもらえば、最高にホワイトです!笑

 

自分が東京で会社員をしていたときは、朝8時半頃に出社して、夜9時に帰れれば、今日は仕事早く終わったなあと感じるくらいの勤務時間でした。たいてい10時と11時までで、日付が変わるくらいまで働くことも…??

 

とにかく、職場と家の往復の毎日でした…。

 

今は8時半に役場に行って、早ければ夕方5時半くらいに帰ってます。最初は、こんな早く帰っていいの?って感じでしたね笑

 

家に帰ってからもやりたいことをやる体力、時間が残っているのが素晴らしい!!

 

仕事終わりの時間は、自分の作業の進捗具合によるので、夏の忙しい時期とかはもっと遅くなったりもしますがね。

 

あと、生き物を扱う仕事になったので、休みはなくなりました!土日には、地域の集まりとかもあったりするしね。全く何もしない休みの日は、豊根に来てからなくなってしまいました!!笑

 

それでも、とりあえずは自分のやりたいことをひたすらやっているだけなので、いくらでも動けます!肉体的にきつい日はあるけれど、精神面が楽も楽なので無敵ですね!(/・ω・)/

 

会社員は自分の仕事は選べないけど、協力隊は自分のやりたいことをやらせてもらえそうな自治体を選べるわけですからね!好きなことやらなきゃ損ですよ?

不便でも田舎は案外住める!

とても失礼な見出しです笑

 

自分は豊根に協力隊の応募をする前に、見学に行かせてもらったので、どんな地域は知っていました。コンビニもスーパーもない、買い物は車で1時間半かけて行く。な~んて衝撃的な情報もありましたが、豊根に来ました。

 

だって、豊根には1000人以上も人が住んでいるんですよ?未開の土地に住む訳じゃないんだから、いけるっしょ!?て感じで気にしませんでした笑

 

覚悟の上で来ているので問題なかったわけですが…。他の地域の協力隊の話を聞くと、豊根ってかなり不便でした!そんなの分かるだろって思われるかもしれませんが笑

 

いや、他の地域もそんな感じの不便さを持っているのかなあって思っていたんですよ!でも、実は他の地域は遠くても車で30分は走れば、それなりの都市部に着きます。

 

まあ結構不便な豊根でも、たまに買い物が億劫になるくらいで、他は特に不満もなく、田舎で過ごせてますよ!

人脈が広げやすい!!

基本的に協力隊は、役場の人とコミュニケーションをとりながら、活動をしていくことが多いと思います。

 

それ故に、役場の人から色々な人を紹介してもらえます!この施設にいる誰々さん、農業の達人の誰々さん、この地区の自治会長の誰々さん…などなど。

 

協力隊員は、その地域に縁がない限りは、知り合いゼロの状態で移住してくるわけです。

 

一方、役場はキーマンをみんな知っています。これを活用しないわけにはいかないでしょう!知らない土地でも活躍していくのに必要な人脈を、これほど容易に手に入れる方法が他にあるでしょうか?

まとめ

地域おこし協力隊は非常に魅力のある制度だと自分は思っています。

 

悪い噂ばかり目立ちますが、協力隊になってよかった!と思っている人が、あまりそれを口に出さないから、悪い噂だけ広まっていってしまっているのだと思います。

 

自分としては、やりたいことがある人は、この制度を利用して、じゃんじゃんやりたいことに挑戦していくべきだと思っています。

 

なにより、田舎にはチャンスがまだまだ眠っています。東京では難しくても、ローカルで活躍していけば、1番がとれるかもしれません。

 

豊根村には喫茶店がありません。歯医者がありません。コンビニがありません。牛丼屋がありません。
…何を豊根村で始めても、今なら豊根村で1番のお店になることができます。田舎ってそんな所です。

 

まずは、自分は豊根村1番のブロガーになろうと思っています。豊根村でブログをやっている人は数人しか知らないので、1番目指せそうじゃないですか??

 

この記事を読んでいる豊根村のブロガーさん!さあ勝負ですよ!!!笑

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